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十月の予定

こんにちは。
十月は結構いろいろスケジュールが詰まっています。まあ、いつものことですが。
あしたは仕事でゴルフです。朝が早いので体調の管理を気をつけねばなりません。ゴルフ歴三年ですがやっと百を切れるレベルになりました。もっとも油断するとすぐ110前後になるので、本物の実力でありません。明日のコースは比較的易しそうなので90代は普通にやれば出るでしょう。

来週は日曜日に「江東区短歌大会」の講師で出かけます。前におつとめした時は遅刻しそうになって、お迎えに来て下さった酒井利勝氏にご迷惑をおかけしました。酒井氏もすでに彼岸の方となっています。人の運命はわかりません。いつどうなってもおかしくない「適齢期」なんでしょうね、私らも。

生きているうちは目一杯頑張って、社会のお役に立たねばなりません。
私事ですがこの十月は私の職場での契約更新の月でありまして、いろいろ迷いましたが、会社が必要としていて下さる限りは全力投球で参りたいと決め、一年間の延長をお願いしました。仕事は同じ条件で、後継者への引き継ぎが焦点です。

冬雷11月号の再校が出ているところですが、今月からは新連載として製本家であり、書籍研究者、編集者、校正、校閲の専門家である田中栞先生の「本を作る」という読物が始まります。これは面白いですよ。まだ自己紹介的ですが、今後の展開はおそらく歌壇での出色の評論として注目を浴びるでしょう。ご期待下さい。冬雷編集者としてプライドを賭けて歌壇の魁的な試みに挑戦致します。そういう意味では、11月号に別冊付録として付く冬雷短歌会文庫も十冊目です。すでにこの企画も歌壇では評判になっておりまして、模倣する動きもございます。
今回の白川道子さんの歌集は、本当にすばらしいハイレベルの歌集です。こうした歌集がただで貰える冬雷会員の皆さまはラッキーだと思います。私なども、月々いろいろ歌集類を寄贈して頂きますが、必ずしも面白いものばかりではありません。面白いとは何か? つまり、どこまでその作者の「ありのまま」が籠められているか、なのではないでしょうか。下手でもよい、自分の歌を作れ、とは、亡き師匠の言葉ですが、上手く作る=いわゆる有名な作品の猿真似になる=×。という意味です。有名な作品の猿真似でない「自分の言葉で、自分の日々の生活から湧き出る長息(ながいき→なげき)」を活写すると、自分の歌が生まれます。それは、著名歌人の作品とは別個な別世界の歌となる。これは「下手」に見えても決して下手な歌ではないのです。自分の歌を作ることが出来たら下手な歌ではない世界を拓けます。白川さんの歌集をご勉強下さい。

さて31日の土曜日には冬雷大会がございます。これが一番のイベントです。今ここに向けて皆さん様々に頑張っておられます。事務局は詠草の発送から集計、会場の手配準備、広報では冬雷HPのリニューアルを急いでいます。ここの新冬HPを早急に充実させ、大会の会場で会員の皆さまに大宣伝し、HPの普及に努めるつもりでいるからです。御陰さまでかなり姿が見えて来ました。私のオフィシャルブログも新設しリンクしてもらいました。どんどん書き込んで、活気を付けたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。
大会会場浦安のホテル「サンルート 東京」でお会いしましょう。

by t-ooyama | 2009-10-10 12:57 | Comments(1)

Commented by 関口正道 at 2009-10-12 10:00 x
「短歌工房通信」開設おめでとうございます。
ますますの発展を祈念します。

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