人気ブログランキング | 話題のタグを見る

風格?

今日は午後からの会議で、都内の本社ビルに行った。すると、わたくしを初めて本格的なゴルフコースに招待してくれた前上司(今は顧問となられている)から「おめでとう」と言われた。一瞬何のことやら狼狽えたが、いやー、昨日のさくらは凄かったねって話になる。わたくしが「さくらファン」であることを覚えておいでであった。
わたくしは初めてのゴルフに臨んで、「自分のゴルフは打ち込んでターフを取ってスピンをかける」っていうスタイルで「毎日横峯さくらのゴルフレッスンのDVDを観ている」と喋った。最初のスコアが142であった。それでも「なかなか筋がいい」なんて言われたのも、ほろ苦い思い出である。あれから三年ほどが経過したことになる。最初の癖がなかなか抜けず、今でもかなり「芝生をほじる(ターフを取るという意味と少し違って)」スイングである。ピユッとクラブを振り抜くと芝生とボールが跳ね飛ぶという雰囲気が堪らなく好きだった。今はやっと100代がコンスタントにでるようになった。レべルは低いけれども結構努力もしたし少し上達した。
日曜日の女子プロゴルフ最終戦は、首位と5打差の5位タイからのスタートで、ほぼ優勝には絶望的な位置からとんでもない大逆転で横峯さくらが競り勝った。1対1の勝負での5打差なら逆転もあり得るのであるが、上に4人もいるケースでの5打差の逆転は本当に奇跡に近い驚きである。
「上位がみな自滅だったね」と言う顧問に「もう駄目だと思っていました」と話した。ドラマチックな幕切れであったが、やはり粘りに粘った姿に神が微笑んでくれたのであろう。今年6勝目と賞金女王に輝いた。先ずはおめでとう。というわけで、ファンのわたくしとしては普通に嬉しい一日となった。三年あまりという歳月は、わたくしにも、それなりの成長を与えてくれた。
下手でも良い一所懸命にやりたい。そうすればそのうち風格のようなものも出てくるだろう。
へぼなゴルフだって...。

by t-ooyama | 2009-11-30 23:54 | Comments(0)

<< 紅薔薇の美しさ なほ走るべし >>