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写真

写真が嫌いでほとんど自分の写っているものは凝視しないと以前書きました。
いままでもいろいろ頂いたりしておりますが、まあ、さっと観るだけであとは机の中です。
整理をしていない十年ほどの写真がごちゃごちゃに入っています。冬雷中心のもので、プライベートなものは数枚です。
ですから、今後もわたくしの写った写真等はわざわざお届けくださる必要はございません。お手数をお掛けするのが申し訳ないので、ここで申し上げておきます。

実は昨晩遅い時間に「サイゼリヤ」に行ってビールを飲み、大好きな青豆の温サラダを食べながら、短歌現代に写っているという自分の写真を観ました。作業服(現場での姿)の自分を何かのかたちで残しておきたいと思い、撮ってもらった最近のものです。出版印刷の書籍の本文を印刷しているところです。実際にはこういう最前線での作業はここ数年やっておりません。
写真は自分で加工してデータを送ったものなので何が写っているかは分っていましたが、かなりリアルに再現されていて、自分の加工技術がよかったのか、写真印刷の腕がよかったのか、まあ、不満はありませんでした。

写真を観ながら、写真というのは、つくづく客観者だと思いました。機器なので感情というものがなくて「そっくりそのまま」写し取ります。このリアルさには、短歌でいかにリアリズムを貫いても適わないなと思います。絵で観るリアルと文字や言葉で表現するリアルには違いがあるので、気にすることもないのかな・・・

  客観視するにはこれに優るものあらざらむ写真の俺を観てゐる

という気持になりました。

by t-ooyama | 2010-04-25 10:08 | Comments(0)

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