散髪
今日は行って来ます。
長くなると、寝癖のようなものもつきやすいし、整髪料を付けて梳ってもうまくいきません。
耳の上あたりが暑苦しいので気持も悪いです。
さっぱりして来ましょう。
今朝読んだ歌集は、田丸英敏さんの『屋上』というものです。
田丸さんは畳職人の方で、かつて歌壇の大きな賞を「備後表」という一連で受賞されました。
覚えています。
その第二歌集だそうです。
さすがに「歩道」で勉強された方なので、作品はみな立派です。
意味も訴えようとするモノもよくわかります。
コンピューター制御によりて手仕事よりきれいに畳を仕上ぐる寂し
三十年使用する道具大型の製畳機により不用となりぬ
激しく動く時代の流れ、進歩に戸惑う姿が見えます。多くの製造業では、こうした状況と闘って来た訳ですね。
継ぐ者のあれば新たな機能もつ畳の機械に買ひ替へむとす
こうした業務上の進化の賜物か、無事に後継者にも恵まれ、ホッとします。
生活感のある歌集でした。
by t-ooyama | 2016-01-27 13:16 | Comments(0)