締切厳守・欠詠しない・欠詠の関係

毎月雑誌を遅滞無く制作するには、定められた実際の発行日・出来日から逆算して、ぎりぎり間に合う日を原稿締切日に設定し(これは実際に原稿を寄せて下さる協力者の余裕を考慮して)、そこからなかり頑張って行程を進めて行く。締切り日には「それ以上は遅らせない」という事情があるので、そこをきっちり守って頂かないと困るのである。
締切厳守とは、遅着した分は「次号へ回す」ことにしますよ、という約束である。
そうされちゃ困るということで、大昔は書き上げた原稿を自分で運んで(郵便じゃ間に合わないので)発行所の郵便受けに密かに入れに行ったものであった。それくらい「厳守」なのであって、とりあえず電話で連絡して「必ず届けますから」なんて言って門限を遅らせてもらうなんて甘えは考えもしなかったのである。
発行所もきっちり時間になれば受付を締めた。
そういう「厳守」のなかで、必死に間に合わせて投稿し続けるのが「欠詠しない」という覚悟であった。
欠詠はしたくないので、なんとか門限を遅らせてください、なんて工作をするのは潔くない。そんな特例を受けた上での「欠詠無し」は価値もない。
たまたま締切り日を前に体調を崩したり大怪我をしたり、ということも起こるかも知れない。
そういう時はあくまで非常事態なので、無理をして投稿せよなどと言う話ではない。
そういうなかも無理して「欠詠回避」をすることなどすすめること等あり得ない。

最近は様々な理由で欠詠の方が増えて来た。
ご高齢になって転倒して骨折、入院中の浦山さん。
胸部動脈乖離の治療とリハビリで厳しい状態の白川さん。
このところ歌がありませんよ、いかがお過ごしですか、新作があるなら送って下さいとお便りしたけど音信無い福士さん。
欠詠のようである。
歌を作ろうという気持が無くなった、というAさんは休詠と言うか、退会状況である。

その他でも遅着の来号回しの方がおひとり。
この方はかなり前に原稿依頼を出した「今月の三十首」の方の締切にも間に合わなかった。
そういう特別作品の締切り日直前のアクシデントはさぞ残念なことだろう。
でも仕方がない。
体調不良の時は、その回復へむけて全力で頑張るのが先だ。
一人の為に、全会員の為の雑誌出来日を遅らせることはできない。
月刊紙の発行とはそういうものなので、ご理解を。


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by t-ooyama | 2017-07-24 10:10

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