2017年 11月 05日 ( 1 )

抜錨の研究、お疲れさまでした。

連載しています「抜錨」の研究(中村哲也氏執筆)はいよいよ最終回です。
執筆して来られた中村さんに御礼申します。
本当にお疲れさまでした。

戦後間もない混乱の時期に、自らの全生命を賭けて、「如何に生きるか」のテーマを持って結集した集団のような気がします。その日の食物にも事欠く中にあっての短歌って、今のわたくしたちの考えの及ばぬ覚悟のあったことと思われます。
そういう中で幾つもの短歌雑誌は誕生し、その幾つかは今に発展しました。反面「抜錨」のように姿を消したところも少なくありません。しかし、その結集メンバーを見てみると、多くはその後も活動し、アララギへ、歩道へ、他いろいろな結社誌の中へ身を投じたのであります。
小誌もそのメンバーの一部が再集結して創刊されました。
創刊当初の木島茂夫の口癖は「生きる」であった気がします。あの昭和37年ですら、生きるに気合いが必要だったのでありました。
歴史は尊く、襟を正し、受け入れて行くべきです。

とは言え、いつまでも過去に捕われ、拘り続けることだけが大事とは思われません。
わたくしは、過去よりも未来へ向けてパワーを傾ける方を選びます。

中村氏が投資して購入した資料「抜錨」がすべてお借り出来ました。
手にして読みたいと言う方があれば、活用して欲しいと云うのが中村氏の意志です。
ご希望の方は、お申し出下さい。

下の写真のように、かなりぼろぼろに酸化の見られる雑誌です。
補修して合本にでもする必要があるとも思います。
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by t-ooyama | 2017-11-05 13:02 | Comments(0)