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いい本です

先に案内しました、冨田真紀恵さんの歌集『季の約束』が短歌工房にも届きました。
イメージ通りの出来栄えで短歌研究社様には感謝です。
表紙カバー絵を描いて下さった嶋田先生にも喜んでいただき、先ずはほっとしてます。
いい本になっています。

本日田中栞先生からもお便りがあって、以下のコメントがありました。

  私の目には、豊国さんと牧さんという
  ゴールデンコンビで自著ができあがるなんて羨ましい! という
  思いのほうが先に立ってしまいます。
  上品な布クロス装の美しい丸背本が、手にしっくり馴染みます。

有難うございます。
表紙はあかまんまの花の色を想起するとっておきのクロス貼りです。
製本は美しい丸背を選びました。
さすがに製本家の田中先生らしいコメントでした。
ご指摘の通り「牧製本」様は、こうした上製本を手がければ日本一の会社です。
実は、短歌研究社の上製本はすべて牧製本によることも、あらかじめ調べさせていただき、今回の依頼に繋がったわけです。
冬雷関係では、赤間洋子さんの『思ふ存分』も牧製本でした。
あれも著者手染めの藍染を表紙に巻くという凝りに凝った作りでしたが、素晴らしいものが出来ました。
あの時の装丁もずいぶん工夫しましたが、今回も同様に、わたくしなりに苦労しました。

さて今回の『季の約束』ですが、お手元に届いた方もいらっしゃるのではありませんか。
ぜひ、感想などお寄せください。
冨田さん、本当におめでとうございます。
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by t-ooyama | 2011-01-30 21:44

納骨

今日は昨年亡くなった兄の納骨があって、八柱霊園に行って参りました。
薄日の中で風も強く寒い一日でした。
兄は偉大なる普通の人の人生を貫いた立派な男でした。
わたくしは勿論そんな普通の人にもなれない変人です。
普通の人になるのも、実は大変なのです。
ご自分では普通と思っている方が多いのでしょうが、評価というのは自分でするのではなくて、常に周囲がするものですから、自分がどう思っていようが、まわりが普通じゃないという判断をすれば、普通じゃないわけです。わたくしも自分じゃ普通と思ってますが、家の者が「あんたは変人だ」と言ってます。
普通の人になるのも大変なのに、兄は「偉大なる」という形容詞が付きます。
そこがやっぱ凄いなと尊敬しておりました。

その兄ももう居ません。
わたくしの兄弟はすべて居なくなりました。
両親もいないので、ああ、ついに一人残った、わけです。
寂しいといえば本当に寂しいことです。

とりあえず、兄が父の享年を越えて71歳で亡くなりました。
そこでわたくしの目標が定まりました。父が亡くなった69歳から、71歳に繰り上げです。
頑張るぞ。
目標72歳です。
偉大なる普通の人のほうは、先ず無理ですから、変人のままでいいと思っています。
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by t-ooyama | 2011-01-23 23:04

『季の約束』表紙カバー

冨田真紀恵さんの歌集『季の約束』は間もなく発行されます。
製本も終っている頃でしょう。
表紙カバーは嶋田正之さんの「あかまんま」です。
原画は油絵ですが、著者と嶋田さんの希望に添って、
大山がデザインしました。
併せて装幀も行いました。
表紙のクロス貼りの色、見返しの用紙、帯の用紙、扉など、
グリーン系とあかまんまの花の色系で纏めました。
まあ、こうした才能に貧しいのは百も承知ですが、出版社に依頼すればすぐに、
10万〜20万円は要求されるのが業界の常識です。
大山なら、下手ですがただという割安です。
お気に入らなくとも、そういうのを前提ですから
許して貰っています。
冬雷短歌会文庫でも同様で、皆様にはご迷惑を
おかけしたむきもあるかと思っています。すみません。

原画は力作でしたが、大きく使うと本の表紙としては結構難しく
背面にその単色を大きく入れて、中央にカラーによる原画を配置しました。
いちばん無難なところを選びました。
でも、確定するまではいつも一月程度は考えています。
やっぱり、才能が無いな〜と感じますね。
冨田さん、嶋田さん、すみません。

そのデザインをここにアップしておきます。
恥ずかしくて顔中汗です・・・
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by t-ooyama | 2011-01-22 22:05

締め切ります

いつも規定の締切日までに歌を送って来ない方がいらっしゃる。
メールだとか何とかの話ではない。規約は規約だ。
今月はサービスで明日一杯まで待つが、来月からはきちんと15日で締め切ることにする。
このところ雑誌の発行日が遅れているのは、そうした幾人かの約束破りにも起因する。
そのあたりを考慮して欲しい。
では、お伝えした。
ご承知おきください。
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by t-ooyama | 2011-01-18 00:03

病気になる暇が無い

忙しくて病気になる暇が無い。こう言われたのは川又さんだったかな。病気にならないで済むなら超多忙も歓迎なんだろうね。でも、ある日ばったり「頓死」なんての真っ平御免だから、わたくしは超多忙は避けている。
でも、月刊雑誌の編集なんかをしていると、毎日が編集日で暇が無い。電車の中での選歌。夜中目覚めての作歌。土日をつぶしての依頼原稿の纏め。割付、組版、校正訂正、下版、またまた選歌、またまた割付・・・の繰り返し。
昨日2月号の下版作業をして印刷所へ送ったと思ったら、すでに3月号の締め切り間際で、どさっどさっと歌稿が送られてくる。う~ん。まあ、今日は頂いたイワシ明太子を焼いて一杯飲むか。とっておきの球磨焼酎の栓を抜く。

  また飲んでゐると叱らるることもなし飲んで飲んで呑み続けて眠る

といきたいね。
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by t-ooyama | 2011-01-14 23:35

電車通勤

職住接近というか、通勤に時間を使わない環境を求めて、いまの極小マンションに住んで「短歌工房」と名付けた。お蔭さまで十年間は通勤に往復25分という便利さで体を休めることができた。なにしろハードな勤務状況で、いったん出かけたら仕事のきりがつくまでは帰れない、という日々が数年続いた。まあ、短歌工房に住んでいなければとっくの昔にリタイヤしていただろう。ぼろマンション様様だ。有難うございました。
ところがサラリーマン人生のロスタイムのような今の業務では、二十代の日々以来の超通勤ラッシュで都心へ向かい、戻るという生活である。こんなになるとは夢にも思っていなかった。それに、サラリーマン生活の締め括りが花の都心のビルの中というのも驚いた事態である。これは感謝していいことであろう。有難うございます。
でも、通勤電車とは毎日のように時間の遅れという微妙な狂いが出ているのも驚きだ。世界に誇る日本の鉄道システムなのに、やはり超過密時刻表によって動くのが難しいのが通勤時間帯なのだろう。人身事故などはもちろん稀だが、急病人が出たとか、電車トラブルとか、自然遅延とかである。

朝は遅刻ということもあるので急がねばならないけど、夜は家に戻っても誰も居ないのだし、別に慌てることもないのだが、何故か急行とか、少しでも早く最寄の駅に戻れる選択をして、結果的に凄い混雑で汗びっしょりの日々が続いている。ああ何と言う貧乏症か。ゆっくり各駅停車を選び、座席を確保するという気にならない。
これは健康維持の作戦でもあるが、階段は必ず歩いて上り下りだし、駅までの一マイルも毎日歩いている。冬だというのに、駅まで18分歩くとじっとり汗ばむ。電車のなかは暖房が入っていて「池袋」駅あたりまでは汗が引かない。着膨れて襟巻きまで巻いている皆さんの中で、ずっと汗を拭き続けているのはある意味気が引ける。

きょうもそうして過ぎていった。
あしたもきっと同じだろう。
でも、今日は歌がひとつ電車の中でうまれた。
結構いい歌だ。

  生くるとは如何に死ぬかの裏返しかへすがへすもいたむ人の死

今月の23日は亡くなった長兄の納骨がある。
最近しみじみと寂しさを感じている。
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by t-ooyama | 2011-01-14 01:00

謹賀新年

皆さま。
新年おめでとうございます。
関東は晴れ上がっています。
穏やかな正月となっています。

年末に頑張って2月号の初校をとりあえず纏めて出しました。
空白の頁が少々で、これについては新年の休みのうちに纏めます。

毎年2月号には冬雷大会の記事がでます。
この組版ははっきり言って大変です。細かい設定が沢山あって、レイヤー3枚を使った作業があります。
これに時間を費やしました。
もちろん、その後の校正も同じく大変だと思います。
担当者の皆さま、宜しくお願いします。

というわけで、冬雷編集室は新年も何も無く多忙です。
頑張ります。
どうぞ御指導御協力のほどお願いします。

御健康御多幸を祈念いたします。
欠詠なく、休詠なく、
死ぬことなく、
一年を元気に過ごしましょう。
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by t-ooyama | 2011-01-01 12:01