冬雷文庫の次は?

編集室担当の冬雷短歌会文庫シリーズは現在025まで刊行済み。
その025『柊の家』(小川照子歌集)も、現在アップ中の十月号に批評特集が組まれている。
みなさんよく読まれて、こころにひびく批評が集った。

次ぐ026の予定は大塚さんの方から進捗情報が来ないので、足踏み中だが、編集室としては、本年中に026の刊行を実現したい。もしすでに密かに準備が進んでいて、計画中の方があるなら、申し出て下されば検討する。先に取りかかるということもあり得る。
本文形態は既報の通り。
それで了解という条件はつく。

なおこの文庫は冬雷うちわの趣濃い歌集なので、あまり大きな期待を寄せられても困るが、付録扱いとなるので、会員の方には全員に送付されるし、交流ある他誌発行所へも寄贈されるという利点がある。
まあ、実力に相応する評価は与えられることだろう。

一応、次のどれかをクリヤーしている方となる。
①会員として十年以上在籍の方。
②作品一欄所属の方。
③編集委員会賞を受賞されている方。
④その他、選者が特に推挙された方。

勇気を持ってどうぞ。



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# by t-ooyama | 2017-09-22 23:11 | Comments(0)

歌集/歌書御礼

昨日は曇り空の肌寒さ、今日は晴天のヒンヤリ天気。すっかり秋だ。
風がかなり強そうで窓に見える木立が揺れ騒いでいる。

印刷所からの連絡で十月号の進捗は予定通り。日曜日には発送が出来るだろう。
わたしはこれから外出で帰宅は明日の深夜。予定だから少しは変るかもしれない。
纏まった手書き原稿をテキスト打ちに出して、束の間のほっとする時間を過ごす。

来月号に掲載する「交流他誌管見」に少し手を付ける。今度は桜井美保子歌集『駅』の反響である。約二十ほどの他誌を積み上げてある。
その前に、すこし溜まった寄贈を受けた歌集歌書の御礼を書き上げる。昨日3冊、今日は5冊。
かなり疲れた。こういうのも発行所の仕事だから義務でやらねばならない。七時から始めて十時半に終了。
あとはこれを投函すればよい。

お陰さまで小生は歌壇では人気のない作家なので、あまり寄贈書が来ない。何とか全てに目を通し、返事を書ける。
今日の歌集の中に『文語定型』(上條雅通著)というのがあって、最初は歌論かなと思った。歌集と知って「そのものずばり」だなと感心する。作品も題名そのものの格調高いものだった。
「文語定型」の対極は「口語不定型・口語自由律」なのかもしれない。あるいは「新短歌」と銘じているむきもある。
大昔の生意気歌作りの小生は、「新」が付くんだから「短歌」じゃないと考えていた。今でもおおむねは自由律短歌を敬遠ぎみである(すみません)。
だが、ふと考えると、何故か小生宛の「自由律短歌」からのアプローチが多い。もしかしたら、小生の作品に口語の多用があるので、大山は自由律作家だと思われているのかもしれない。これは違うな。

小生は基本に文語定型を置いている。あくまで短歌は文語基調でなければならない、と信じている。
口語が入るのは、時代の流れ。口語と反響し合う「新しい文語」を目指している。
口語と文語の共存は意図的であり、区別がつかなくて混じっている訳じゃない。
だから後輩の歌の指導等では、この口語と文語の入り混じり短歌には、常に警告を入れている。
きちんと作りなさい、と。

指導を受けているような期間の方は、やはり確実にきちんとした歌を文語なら文語で、口語なら口語で作る方が良い。
小誌の場合だが、作品欄の昇格にでもなって、例えば「二欄」へ行ったら、今度は実験をして欲しい。
三欄は「基礎を作る場」
二欄は「実験の場」
と、昔はよく言い合った。
各作品欄でのメリハリある作歌活動があると良いと願っている。


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# by t-ooyama | 2017-09-21 11:40 | Comments(0)

台風一過

今朝は目覚めて外を見たら晴天。空は青々、空気は澄み切り、湿度は低そう、気持は晴れ晴れ、の台風一過のおもむき。
目覚めて直後の後頭部の重さは、たぶん低血圧のなせる悪戯で、すぐに飛んで行った。
昨夜かなり遅くに会員Nさんの超長いmailを着信して(この方のものはいつもパソコンとケイタイに同時に入る。どこにいても圏外に逃さない、という強い意志の籠ったもの)、その確りした文体に感心してしまったが、余りに長いので疲れて寝てしまった。お陰で昨夜は睡眠のサイクルが約一時間ほど伸びて四時間程度になり、一度目覚めた(5時)だけで次が9時半だった。比較的良く眠れた感がある。
先ずパソコンを開いて行動始動。
このブログの効果があったか、一名の緊急投稿あり。
どうやら体調を崩されて入院、手術、退院の慌しい日々だったご様子。
そういう内容の歌が並んでいる。でも、何故か前向きで結構ユーモアもあって読者をホッとさせる配慮もある。
○の多い一連だった。
あらためてNさんの超長文mailを読み直し、これに返信を打つと再び長文のmailが戻りそうなので、止めておく。
こうした長文mailが「超短い」と驚くようなものに変化した時に、この方はいよいよ「本物」になりそうな気がする。
長文mailは短歌作品の饒舌化へと繋がるものがある。

事務局から新入会の方の情報続々である。直接の資料請求が発行所にも時々入り対応しているが、会員の方の御紹介がかなり多い。小誌運営にご協力頂き御礼申し上げる。
ご入会下さった皆様の「意欲」を大切にする誌面を作り上げて行きたいと思っている。

順調に選歌がすすんで、ほぼ目処がついた。予定より少し早く進む。
今日で原稿を締め切って割り付け、次の行程へ回すことになる。



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# by t-ooyama | 2017-09-18 11:04 | Comments(0)

雨の日曜日

今日は17日の日曜日。締切り日は15日なので締切後二日目となる。
三連休が締切り日前後になると郵便事情もあって、少しの郵送遅れも考慮せねばならず、いつも休み明けまでは待つことにしている。日曜祭日は速達以外の配達はない。普通の方なら、締切り日直前の投稿になる場合速達を選ぶが、そんなことに無頓着の方もあるので仕方がない。
現状は(私の担当では)欠詠3名。未着5名。というところ。
この未着のうちの一名は普段こうしたことのない方なので少し心配である。
今日一杯待って、来なければ確認の葉書でも出すことになるだろう。
うっかりお忘れ、もあるし、投函原稿が行方不明と云うことも無いと言えない。
わたくしが紛失と云うことは、無い。
あとの方はレギュラーの遅れ組み。

最近いろいろなmailの形態があって、例えば「ライン」というのが流行っている。ラインで良いですか? という質問を受けたことがあるが、私は対応していません、とお答えした。
ラインの登録は簡単のようだが、こういうものに入ると、必要以外の情報がやたらに着信するようなので、今でもそうした不要情報mailを削除しまくっている状況だから余計な操作に煩わされたくない。
電話番号に送るショートmailというのもあるようで、たまに舞い込む。
運がよいとその存在に気がつくが、注していないと見逃す。後日気がついて「なんだこれ」となる。だから、わたくし宛のショートmailも有難くない一つ。どうぞ皆様、これは止めて下さい。
直近のことだが、重要な知らせが入っていた。

ご心配かけていますが、体調不良から病院に行ったら、肺がん、肺炎の診断を受けて入院中。

とのこと。これは大変な状況である。お大事に、健康第一だから先ず躰を休めることにして、歌は気にしないように。
という返事を入れておいたものの、実はこの発信者がどなただか判らない。電話番号は確かに入っているが、その番号に記憶がないのだ。一体どなただろうかってずいぶん考えた。せめて発信者のお名前くらいは書いておいて欲しい。
こうした重大な連絡はショートmailなんかじゃなくて、パソコンmailとか、ケイタイmailの方を利用して欲しいとつくづく思った。パソコン、ケイタイというふたつのmail手段があるのに、その上に○だ×だの手段はでの連絡は一般的じゃない。
このショートmailの発信者は、もしかしたら先月欠詠で心配したKさんかもしれない。
とにかく一日も早いご回復をお祈りする。

投稿が早くて一月前倒しという方もいらっしゃり、これもついうっかり「保存」を落すこともある。早く開いてしまうとどこかに保存せねばならなくなるので、そのママ未開にしておいたつもりが、いつのまにか選択されてしまい見逃して「未保存」となり「無い」ということになるのだ。これも怖い。以前これで何人かの人の作品を未掲載にしてしまい参ったことがある。今月も危なかったお一人があったが、運良く発見出来た。ほっとしている。
今後は直に「新フォルダー」を作って、そこに保存しておくことにする。
でも、それにしてもせいぜい一か月の先の事だろう。

手書きの方には二か月先、三か月先の作品をどんどん送って来られる方もいらっしゃる。
これはお手上げである。
「もう何通も来てますよ」
といえば良いのかも知れないが、何がご本人に「グサリ」という深傷を負わせてしまうかも知れないという心配もある。
だから黙ってプールしている。
それにしても、ああこの方は今月四回目だというのもあって、心が塞ぐのである。


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# by t-ooyama | 2017-09-17 12:03 | Comments(0)

秋の創展

第51回創展のご案内。

秋は上野での開催です。嶋田さんが渾身の力を込めての創展です。
ご都合をつけて是非ご覧下さい。
このところ「水」をテーマに描かれている嶋田さんの作品ですが、今回は下の短歌作品がヒントです。

  甌穴(おうけつ)        嶋 田 正 之

冬たづね描きたる瀞の上流の瀬音たよりて岩場に至る

槻川の屈折多きこのあたり岩肌荒くむきだす処

幾年をかけ窪みたる岩ならむ甌穴といふ荒水の業

槻川の対岸覆ふ緑葉に陽光のさすわが頭にも射す

挨拶のつもりか一尾の魚が跳ね波紋を残し深く静まる

一時期は川の汚れを憂ひしが我ら遊びし水もどりくる

絶ゆる無き瀬音の間に鳴くカジカ久しぶりよと声掛けたしも

鶯の声が木の間を縫ひきたり我が身をするり通り抜けゆく

透けて見ゆる川底の岩見つめつつ永久に清くと願ひ新たに

川の瀬の音描かむと梅雨さなか百三十号の画布に真対ふ


故里の槻川の清流と珍しい甌穴を歌って居ます。
前回は美しい緑色の水が印象的でしたが、今年は
「川の瀬の音」を描いたという大作です。

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嶋田さんのご予定は●印を参考にして下さい。




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# by t-ooyama | 2017-09-14 11:09 | Comments(0)