『怯むことなく』の情報

先にお知らせした「短歌研究」1月号での『怯むことなく』の紹介があった。
本日拝見。
「かりん」の香取未放氏の好意溢れる紹介を以下に貼付けます。
どうぞ御覧下さい。
短歌は二首あげてありますが、主にコラムへ焦点が絞られています。

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# by t-ooyama | 2016-12-21 23:46

校正終了

本日11時から午後4時半まで、四人で取組みまして校正を終えました。
初校了の後に割り付けミスが発見され、改めて割付けをやり直し、結果的に予定の本文80頁より4頁増の84頁に落ち着きました。今月は連載の「歌誌抜錨を読む」8回目が大きく頁増となり、また、新掲載の「受贈誌御礼(紹介)」も6頁弱となっているので、いわゆる読み物が豊富です。ご愛読下さい。
「受贈誌御礼」は広報の纏めたものです。冬雷からの出版物に対する歌壇各誌の暖かい反響を主に起稿しました。この号では冬雷短歌会文庫『那珂川』(大久保修司歌集)の反響です。
お馴染みの中村哲也さんの「抜錨を読む」は、疎開先の山形での若き日の木島茂夫作品を克明に読み辿ります。歌わずに居られなかった様々な情が、叩き付けるように歌われた歌集『みちのく 』の時代です。
楽しみにお待ち下さい。

明日は、わたくしのネグラでの下水管等の洗浄作業が入ります。
下の階から始めて、上へ上へと洗浄を進めてゆきます。わたくしのところは二階なので、比較的早めに終りますが、在宅立ち会いが求められております。
明日一日だけ「校正の最終チェック」の結果を待ちます。
明後日の日曜日には印刷へ廻す手配をします。
日曜日は豊洲での例会があります。
明日中にはデータをローヤル企画様へ送ります。
師も走り回る十二月です。多忙なスケジュールの中で、冬雷の印刷製本をしてもらわねばなりません。
出来るだけ早くデータを渡す必要があります。急いでおります。
師ならぬわたくしも、走り回ります。
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# by t-ooyama | 2016-12-09 19:17

今日は

新年号は初校が出て、この金曜日に最後の校正をして印刷へ回ります。
その前に一仕事。
寄贈された雑誌を開いてチェック。今日は「秋楡」12月号の中に『怯むことなく』についての紹介がありました。「秋楡」は川又さんとも親交の浅からぬ三宅千代様の雑誌です。
高木啓子氏が担当し、3分の1頁を費やし、大滝さんの

  同じ痛み感じられぬが話せ、書け、体験者にしか語れぬことを(広島原爆)
  孫と娘の遣り取り聞きつつ何かしらうかうかしてはをれぬと思ふ


などの六首をあげながら、「著者は短歌歴七年でカナダ在住。(中略)その行動力は彼女を輝かせ、見識の深さは歌とコラムに存分に発揮されている。」「短歌をとり入れたコラムは興味深く秀逸な作品であることも付記したい」とあります。
と述べておられます。

今日はわたくしのところに寄贈を受けた歌集を七冊読んで御礼を書く。
中でも大島史洋氏の『斎藤茂吉の百首』(フランス堂刊)は必読の好著。大いに刺戟を受けました。下です。
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他では、萩原千也さんの手作り歌集第三弾『萩原千也歌集・三』はやはり素晴しいですね。造本は素人っぽいけれども(当然ですが)、本文内容は重厚。これほどの濃い内容の歌集なら、何故に歌壇の大手出版社は手がけようとしないのでしょうか。不思議です。資金を出して歌集を制作し、売れるか売れないかのギャンブルをするような出版社が歌壇には無くなったのかも知れませんね。わたくしの若い頃にはまだそういう気概のあった社があったものです。萩原さんの歌集なら、遣り方によれば赤字は出さずに作れる筈ですよね。

そんな中に宅急便が届く。ローヤル企画さんから新表紙画の初校プリントである。早速に開くと、今年もまた美しい再現力です。わたくしのスキャンより鮮やかなのは言うまでもないです。下です。
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これは即時OKを出しました。
プリントは嶋田画伯へ送る事にします。嶋田さん、有り難うございました。

ということで、今日はお終い。

うっすら寒い一日でした。
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# by t-ooyama | 2016-12-07 16:18

「星雲」11月号、「柊」十二月号、「好日」十二月号に御礼

各誌の十二月号が連日届けられる。
まめに封を切って中身を簡単にチェックする。今日は「柊」と「好日」に冬雷関連の記事があった。

「柊」は別称「北陸アララギ」といい、代表人勝木四郎氏、編集人林勇二氏である。昔から冬雷との交流が濃かったところで、現在は友人の横山季由氏や小谷稔氏が選者を勤める。このお二方は毎月精力的な評論等も書かれていて、見逃せない内容の密な素晴しい雑誌である。
その十二月号の14ページの2分の1スペースを割いて、表罫囲みによる「寄贈歌集紹介」がある。
有難いことに、そこには、

桜井美保子歌集「駅」冬雷叢書第九十六篇

パソコンに向ひ言葉を搾り出すは運動してゐるやうな感覚
改札口よりどつと出で来る人の波おほよそ終る頃に横切る
古き葉の枯れて新芽の揃ひたるレモンバームに久々の雨
傘差して川のほとりを行く吾に此所にゐるよとウツボグサの花
ぐうちよきぱあ両足のゆび動かすを真似したくなるリハビリ見学
この街の人らに愛されてゐるのだろう桜に寄ればそんな気がする
                                         (いりの舎)


の作品六首が美しく掲載されていた。これは歌集の帯に抜粋された六首でもある。
これらの作品についても、歌集についても、特に何のコメントもないが、本文28ページの誌面の中でこの待遇は格別であり、コメントがないことが逆に、格別の親近感を持って迎えられているようで感謝しなければなるまい。「柊」編集部に厚く御礼申します。

「好日」42ページ「受贈歌集紹介」のなかに、『川又幸子歌集』を取り上げてもらった。

『川又幸子歌集』(冬雷)
相集ひ歌詠み合へる冬雷の友さきくあれ老いはことさら
赤子抱く若き女性は毛布の礼くり返し言ふ避難所に来て
失へる時に気付けど詮のなしかかる思ひの常日頃にて
                               (冬雷短歌会刊    非売品)


という有難い三首が選出されている。感謝します。

最後に「星雲」11月号にも御礼申さねばならない。
巻頭1ページに、主宰者林田恒浩氏が「百歳か九十五歳か」と題して川又さんの遺稿となった11首の作品について書かれている。

百歳か九十五歳か己が歳己れ自信のないまま答ふ

この作品と他一首をあげて、林田氏の川又幸子歌人像があたたかく語られていて、ほのぼのする文である。また、

正式遺言にてわが賜りし土屋文明の色紙はわれの一生のたから
寒暖の差のはげしさにこのあとの気候分らぬ錯覚にゐる
次々と重ね着をして雨の日曜日何するとなく過ぎてしまへり


の三首もあげて、

これらの歌を読みながら私の十代の終りの頃、はじめて会った木俣修が「人間の一生などあっと言う間だ。人間の価値はその棺を覆った時にはじめて決まる。仕事もさることながら浸食を忘れて勉強せよ」と熱っぽく語ってくれたのをふと思い出した。

とも書いておられる。こういう昔の記憶を呼び起こすのが『川又幸子歌集』でもあるのだ。林田氏のこの文章には、彼岸の川又さんもきっとお喜びだろう。こころより御礼申し上げる。

以上、三誌の情報を簡単に記しました。
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# by t-ooyama | 2016-12-03 19:16

追伸

先ほど書いたものの追伸です。
これは今ポストから持って帰った郵便物の中にあった情報です。
はっきり申して感謝すべき(歌壇の具眼の士に)でありましょう。こういうことがあると、まだまだ歌壇もすてたもんじゃないと(僭越ながら)思います。

短歌研究社編集部よりのお知らせ。
新年号の本文「歌集・歌書評・共選」のなかで、このホームページにもアップの済んでいる大滝詔子著
『怯むことなく」
が取り上げられます。
正直申して、あの中で取り上げられるなんていうのは経験的に考えても非常に有難いことです。
会員の皆様、ぜひ「短歌研究」新年号をお読み下さい。

大滝さんの『怯むことなく』については、先にも書きましたが、短歌誌「短詩形文学」の巻頭に、水野昌雄先生が取り上げました。
それに次いでの嬉しい情報ですね。

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この表紙カバーの新天地を闊歩する姿は希望に満ちていますね。
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# by t-ooyama | 2016-12-02 19:54