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地震のお見舞い申し上げます

元日という日に大変な天災が起こりました。
被災に遭われました皆様、本当に酷い事でしたね。
心よりお見舞い申します。
あれだけの震度の地震が次から次に襲い、生きた心地なかっただろうと思います。
石川県では被害が大きく、地震に津波、火災まで発生し、心配してニュースを見ていました。
小誌の仲間のお住いの新潟県、山形県、長野県、山梨県なども大きく揺れたと聞いています。
こちらもお見舞い申し上げます。

今日は三日ですが、ニュースでは現在も大きな余震の報道が流れます。
本当に大きな地震災害だと思います。
何よりも命が一番。
どうぞご大切に願います。

# by t-ooyama | 2024-01-03 12:18 | Comments(0)

明けましておめでとう御座います。岩殿観音に初詣で

新年おめでとうございます。
今日は坂東33観音の10番札所、正法寺に参りました岩殿観音とも言います。
子供たちが小さかった頃によく来たところです。この二年間はどこにも出なかったので、3年ぶりの初詣となりました。
養老2年に逸海が千手観音を岩窟に安置し、その側に草庵を作ったのが正法寺の始まりだそうです。
延暦年間には、奥州征伐の坂上田村麻呂もこの地に立ち寄り祈願したと言います。
鎌倉時代には、頼朝の命を受けて、比企能員が寺を建立したとあります。
明けましておめでとう御座います。岩殿観音に初詣で_c0216213_20215176.jpg
歴史を感じる古刹です。
正月なので結構ひとが多いです。
わたしは裏の山の上の方から降りて詣でたのですが、本当の面参道は上の観音堂よりずっと下った所にある鐘楼の横てからまっすぐに伸びた
急な階段をあり、そこを下ると運慶作とも言われる仁王像の立つ仁王門があります。下の画像です。
明けましておめでとう御座います。岩殿観音に初詣で_c0216213_20290393.jpg
この仁王門を潜り、その下には、一直線に1000メートルはあろうかと思える門前町が広がっております。
石畳の広い参道の両側には50軒ほどのお店や宿坊が立ち並んでいたそうです。今ではその屋号だけを掲げる家並みが残っています。
美しい参道でした。
せっかく来たので、今年はその参道をずっと歩いて九十九川を越えて弁天沼まで行きました。
途中に素敵なお土産がゲットしました。
手製の竹製の靴べらです。300円は安いですね。
明けましておめでとう御座います。岩殿観音に初詣で_c0216213_20363313.jpg
味わいのある取手が付いていますよね。
結構の山道で6000歩ほど歩きました。

久しぶりに、正月の散歩でしたよ。

という一日でした。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。

















# by t-ooyama | 2024-01-02 20:39 | Comments(0)

鈴木やよいさんの歌集のための資料を作る

大会の時にそれとなく耳に入った、標記の歌集のことが気になっていたが、
ご本人は、まだまだ早いと仰るものの、資料を作った。
作りながら、少しずつ読むと、すごく立派な作品ばかりで感動した。
ご入会の時期がある意味の黄金時代というような才能が多く参加していた。
村上美江さん。故高田光さん。山本三男さん。植松千恵子さん。そして永光徳子さんなど。
当時は故川又幸子さんが選者で、せっせと才能ある素材に磨きをかけて居たのだった。
これは確かに素晴らしい歌集になる。と思った。
2009年から2022年までの全作品を一つに纏めた。
2017年以降は、作品年鑑を作っているので、そこから一挙に抜けて助かった。
これはやはり便利だと思った。
頑張って一日掛けての制作だった。

それを今朝、鈴木さんへメール添付で送った。
あとはご本人のお考えだが、間違いなく素晴らしい歌集となるので、皆様からも勧めてくださるようお願いする。
歌集というのは、タイミングというものがあり、その時期を逃すと結構難しくなるものである。
話が出た時はそのタイミングなのかと思う。

さて、これで本年の最後の仕事が終わり。
二月号の校正ゲラは、すでに事務局へ送付済みである。

皆様、良いお正月を。

# by t-ooyama | 2023-12-30 11:32 | Comments(0)

村上美江歌集「さみどり」出来

皆様

標記の歌集ですが、昨日事務局に納品されました。
冬雷叢書101となります。印刷は岩手の弟さんの会社です。
歌集作りには桜井美保子さんがお骨折りでした。
小林芳枝さんと大山が跋文を書きました。
著者の依頼で、冬雷からの寄贈となるようです。
今日あたりに荷造りでしょうか。
新しい「作品年鑑」用の申込用紙も同封されます。
いろいろ詰まった新年号の荷となりますね。

お楽しみに、そしてお疲れ様です。
下に美しい表紙を載せます。
村上美江歌集「さみどり」出来_c0216213_10025307.jpg

# by t-ooyama | 2023-12-22 10:03 | Comments(2)

「青南」終刊のこと

本日12月28日、青南 の新年号届いた。
そこで過日頂戴した」葉書の文面を確認したら、終刊の時期が令和六年十二月となっており、私のうっかり読み違いであった。
驚きのあまり、早ガッテンしたらしい。
ここにお詫びして、謹んで訂正したい。

青南 1月号は、新表紙絵「帆船」(原田 文)を配置して、明るく爽やかな航行のイメージである。
題字は土屋文明。本文44ページ。

巻頭作品は今福和子氏。
青白き砥部焼の湯呑み手につつみ今朝は遥けき人を偲びぬ
二人して撰りし湯呑みと言ひましき声のみにして逢ふ日なかりき

亡くなった方を偲ぶ追悼歌であろう。
次いで堀江厚一氏。
青南を閉ぢよ閉ぢよと責められき平塚を訪ふその月々に
年寄の愚痴ばかり聞く青南もぢやあねと背を向けるわけにも行かず

終刊を決意するまでの様々な葛藤も伺える心に沁みる歌である。

*以下の文を少し訂正させて頂く。(12月28日
アララギ終刊以後三つに別れたアララギ主流の一つ、「青南」が令和六年12月号で終刊となるのだと言う。
驚きである。清水房雄先生存命中は、月々作品の他に毎月別枠大作を発表されて、すごいなあと思い毎月楽しみにしていた。亡くなって以来何年だろうか。
何かだんだん勢いがなくなり、雑誌も薄くなり、発行所が変わることもあったりで心配していたが、まさか終刊とは。
三つのうちのもう一つ、小暮政次氏を中心としていた「短歌21世紀」のことはごぞんじの通りで、半年間の休刊ののちに復刊し、今は隔月刊の雑誌となり、
熊本の松本東亜氏が編集されている。短歌研究社の年鑑には会員数131名となっている。
復刊後は順調に号を重ねている。
こうなると、アララギの伝統の意味でも、頑張ってほしいものである。
もっとも安定しているのは「新アララギ」である。
毎月本文100ページの雑誌をきちんと発行し続けている。
それだけに「青南」の終刊だという報せは残念である。

この六月には「丹青」というところも終刊になった。
毎号パワフルな書き手が多いと思っていたが、この終刊にも驚いた。
原因は一体何なんだろうか。
資金のやりくり。雑誌作りを担当する人が居ない。
主にこの二点だろうと考えられる。
やはり高齢化による勢いの衰えがあろう。

仮に雑誌が一つ終刊になって消えても、すぐに名を変えて、人数を減らして創刊するケースがとても多い。
だから結社誌数だけを数えると、その数が減ったという感じはしない。
しかし、ざっと見て行くと、会員数100名以下のところがとても目立つ気がする。
規模が小さくなっているのかと思う。だから、創刊されてもいつまで継続するかは心配である。
正直言って、100名以下の会員数では、その会費を全て当ててもまともな運営は無理であり、一部会員の多額の寄付を頼るのであろうか。
短歌雑誌の運営がどんどん難しくなって行く。
来年には郵送料の大幅な値上げがあると発表された。
封書が110円だという。すごい値上げ幅である。
ゆうメールの方は、どれくらい上がるのだろうか。
こういう値上げは、じわじわと短歌雑誌運営へも響いてくるだろう。
来年も、終刊廃刊がたくさん出てくる気がする。
小誌刊行も、かなり頑張らないと、イケナイ。

終刊の予定とは言え、予定だから変更もある。
青南が、その後方針変更で継続ということもないわけではない。
そういう変更ならどんどんあって良いかと考える。

# by t-ooyama | 2023-12-19 00:16 | Comments(0)