田中栞先生のブログから
田中栞先生のブログをちょくちょく見させて頂いてます。
最近では、息子さんのネタが痛快で(すみません)非常に個性的な大物感を抱いた次第です。さすが田中栞先生の息子さんですね。
さて、直近では冬雷連載の「本を作る」の裏話が披露されています。
先生もとても多忙な方なので、よくわたくしどものような小雑誌に書いて下さったものだと感謝しているのですが、かなり本気モードで、真剣に調査や文献をあさってくださっているご様子です。有難いことです。冬雷の巻頭に載せる3頁分の連載ですから、インパクトは抜群で、若干排他的な? 歌壇の諸先輩や友人諸氏にも目に留まり始めました。注目の論文だと言う評価も出始めました。予定では12回の連載です。今後の展開が実に楽しみです。
わたくしも、毎月必ず入る写真を、フォトショップで加工して、組み込んでおります。腕が悪いので申し訳ないのですが、精一杯頑張って、提供写真の雰囲気を出そうと努力しています。毎月組版をしながらも、実は楽しんでいるのですが・・・
今日は、田中先生のブログを、勝手にここに転載させて貰いました。
事後承諾ですが、どうぞご勘弁を。
書肆ユリイカの本をさんざん買っても、ちっとも詩を読まない私は、
和歌や俳句についてもやっぱり不案内である。
そのくせ、今、書物としての「歌集」について勉強中である。
実は『冬雷』という月刊短歌雑誌に昨年から連載を始めていて、
いや、べつに秘密にしていたわけじゃあないのだが、「こういう
雑誌に連載を」というと、私のことをよく知っている人ほど「なんで
また……(このテンテンには「あなたみたいな、和歌を解さない人間が」
という文節が略されている)」というリアクションが来ることが
わかっているので、なんとなく黙っていただけの話である。
何人もに説明するのが面倒になったのでここで書いておくと、
『冬雷』編集長の大山敏夫さんが昨年、私の一日製本教室に参加されて、
以来、あれこれ交流するうちに「本について好きなように書いて
かまいません」と依頼されたので、無謀にもありがたくひきうけた、
という経緯である。連載タイトルは「本を作る」。ちなみに今、
大山さんは池袋西武コミュニティカレッジ・ルリユール工房にて
手製本技術の習得に邁進中。
*冬雷短歌会
http://www.tourai.jp/
ひきうけた当初から、「書物としての歌集」について、いずれは
書かねばなるまいと覚悟はしていたが、当然のことながら基礎知識さえないわけで、
なんとなくここ半年右往左往していた。そうしたところ、
郡淳一郎さんが「はい、どうぞ」といとも簡単に段ボール1箱もの資料を
送ってきてくれて(こういう資料がささっと出てくるところが、
タダモノではないわけで……)、ここ数日、七転八倒の格闘をしているのだ。
しかし、すでに締め切りは過ぎているので、なんとか1回分は
まとめなくてはと、あせりつつ、本日はこれから赤井さんの個展を
見に行き、夕方は日本出版学会の研究会である。
移動の電車の車内でも資料チェック作業は続く。
田中栞日記 http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111
という具合です。
田中先生、本当に有難うございます。
ぎりぎりまで待ちますから、きっちりと書いて下さるよう、
どうぞよろしく、お願い致します。
最近では、息子さんのネタが痛快で(すみません)非常に個性的な大物感を抱いた次第です。さすが田中栞先生の息子さんですね。
さて、直近では冬雷連載の「本を作る」の裏話が披露されています。
先生もとても多忙な方なので、よくわたくしどものような小雑誌に書いて下さったものだと感謝しているのですが、かなり本気モードで、真剣に調査や文献をあさってくださっているご様子です。有難いことです。冬雷の巻頭に載せる3頁分の連載ですから、インパクトは抜群で、若干排他的な? 歌壇の諸先輩や友人諸氏にも目に留まり始めました。注目の論文だと言う評価も出始めました。予定では12回の連載です。今後の展開が実に楽しみです。
わたくしも、毎月必ず入る写真を、フォトショップで加工して、組み込んでおります。腕が悪いので申し訳ないのですが、精一杯頑張って、提供写真の雰囲気を出そうと努力しています。毎月組版をしながらも、実は楽しんでいるのですが・・・
今日は、田中先生のブログを、勝手にここに転載させて貰いました。
事後承諾ですが、どうぞご勘弁を。
書肆ユリイカの本をさんざん買っても、ちっとも詩を読まない私は、
和歌や俳句についてもやっぱり不案内である。
そのくせ、今、書物としての「歌集」について勉強中である。
実は『冬雷』という月刊短歌雑誌に昨年から連載を始めていて、
いや、べつに秘密にしていたわけじゃあないのだが、「こういう
雑誌に連載を」というと、私のことをよく知っている人ほど「なんで
また……(このテンテンには「あなたみたいな、和歌を解さない人間が」
という文節が略されている)」というリアクションが来ることが
わかっているので、なんとなく黙っていただけの話である。
何人もに説明するのが面倒になったのでここで書いておくと、
『冬雷』編集長の大山敏夫さんが昨年、私の一日製本教室に参加されて、
以来、あれこれ交流するうちに「本について好きなように書いて
かまいません」と依頼されたので、無謀にもありがたくひきうけた、
という経緯である。連載タイトルは「本を作る」。ちなみに今、
大山さんは池袋西武コミュニティカレッジ・ルリユール工房にて
手製本技術の習得に邁進中。
*冬雷短歌会
http://www.tourai.jp/
ひきうけた当初から、「書物としての歌集」について、いずれは
書かねばなるまいと覚悟はしていたが、当然のことながら基礎知識さえないわけで、
なんとなくここ半年右往左往していた。そうしたところ、
郡淳一郎さんが「はい、どうぞ」といとも簡単に段ボール1箱もの資料を
送ってきてくれて(こういう資料がささっと出てくるところが、
タダモノではないわけで……)、ここ数日、七転八倒の格闘をしているのだ。
しかし、すでに締め切りは過ぎているので、なんとか1回分は
まとめなくてはと、あせりつつ、本日はこれから赤井さんの個展を
見に行き、夕方は日本出版学会の研究会である。
移動の電車の車内でも資料チェック作業は続く。
田中栞日記 http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111
という具合です。
田中先生、本当に有難うございます。
ぎりぎりまで待ちますから、きっちりと書いて下さるよう、
どうぞよろしく、お願い致します。
by t-ooyama | 2010-01-20 21:57 | Comments(0)