今日は

新年号は初校が出て、この金曜日に最後の校正をして印刷へ回ります。
その前に一仕事。
寄贈された雑誌を開いてチェック。今日は「秋楡」12月号の中に『怯むことなく』についての紹介がありました。「秋楡」は川又さんとも親交の浅からぬ三宅千代様の雑誌です。
高木啓子氏が担当し、3分の1頁を費やし、大滝さんの

  同じ痛み感じられぬが話せ、書け、体験者にしか語れぬことを(広島原爆)
  孫と娘の遣り取り聞きつつ何かしらうかうかしてはをれぬと思ふ


などの六首をあげながら、「著者は短歌歴七年でカナダ在住。(中略)その行動力は彼女を輝かせ、見識の深さは歌とコラムに存分に発揮されている。」「短歌をとり入れたコラムは興味深く秀逸な作品であることも付記したい」とあります。
と述べておられます。

今日はわたくしのところに寄贈を受けた歌集を七冊読んで御礼を書く。
中でも大島史洋氏の『斎藤茂吉の百首』(フランス堂刊)は必読の好著。大いに刺戟を受けました。下です。
c0216213_1634565.jpg


他では、萩原千也さんの手作り歌集第三弾『萩原千也歌集・三』はやはり素晴しいですね。造本は素人っぽいけれども(当然ですが)、本文内容は重厚。これほどの濃い内容の歌集なら、何故に歌壇の大手出版社は手がけようとしないのでしょうか。不思議です。資金を出して歌集を制作し、売れるか売れないかのギャンブルをするような出版社が歌壇には無くなったのかも知れませんね。わたくしの若い頃にはまだそういう気概のあった社があったものです。萩原さんの歌集なら、遣り方によれば赤字は出さずに作れる筈ですよね。

そんな中に宅急便が届く。ローヤル企画さんから新表紙画の初校プリントである。早速に開くと、今年もまた美しい再現力です。わたくしのスキャンより鮮やかなのは言うまでもないです。下です。
c0216213_1661822.jpg


これは即時OKを出しました。
プリントは嶋田画伯へ送る事にします。嶋田さん、有り難うございました。

ということで、今日はお終い。

うっすら寒い一日でした。
[PR]

by t-ooyama | 2016-12-07 16:18 | Comments(0)

<< 校正終了 「星雲」11月号、「柊」十二月... >>