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校正以後サボテン見物他


きょうはすっかり秋の雰囲気。
午前十時に集ってもらい校正作業も捗る。約四時間でめどがつく。
それからやや遅い昼食を取りに出かける。いつもの所で温かくなる饂飩類を注文。すっかり温まる。
それから再び車に乗込んで、小生が無理を言っての鶴ヶ島脚折の巨大サボテンを見に行くことになる。
町を少し走って、関越の川越から高速に入る。鶴ヶ島まで一つなので十分と掛からない。でも、雨も降りそうな空模様だし、帰宅時間も気になる所なので時間短縮の配慮である。
鶴ヶ島で下りるとすぐに県道越生方面へ右折。
脚折交差点を直進して次の信号のあたりに巨大サボテンの立つ家がある。目の前が交番。信号手前にコンビニ。コンビニに駐車して歩いてサボテンに向かう。こんな感じの巨大さだ。平屋の建物の屋根を越える勢いなので3メートルはあろうか。
皆さんに並んでもらい記念の一枚。

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ちょうど家の方が車で帰宅されたので、すこしインタビューしてみる。
優しいお母様と美しい若奥様が親切であった。
このサボテンは結構強くて寒さなんてへっちゃらだと言う。30センチほどの大きさのものを植えておいたら根を張ってこんなになったらしい。花もよく咲くらしい。(最初に書いた小生の記事は勘違いでした。すみません。)写真にも沢山の莟が育っているのが見える。ひとつ大きく開きかけている。
お母様は、月下美人と同じで夜に咲くのだという。「とても良い匂いがしますよ」って仰有る。沢山ある莟は、これからも幾日も咲き続けるのであろう。もう二か月近く咲き続けているのだから恐れ入る。
ふと下を見ると、納得のすごい根の張り方であった。
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力強いですね。お母様と若奥様がノコギリと新聞紙を用意してくれてサボテンの先っぽを品定めして切り落してくれる。
家に持って帰って植えたらどうかと言うのだ。上の写真にも、他の方が同じように切りとって行ったらしい痕跡が見えている。こんなふうにジャカジャカ伸びてくるのだから、ちょっとくらい切りとっても何ら問題ないのだろう。
森藤さんは要らないそうなので、事務局と広報と小生が一個ずつ頂く。
若奥様が気をきかせて莟の付いた長めのものを一つ選んでくれて、広報が貰ったが、見て居るとあまりにもでかいので、横浜まで電車で持って帰るのはきつそうだ。そこで小生の持っていた小ぶりのものとチェンジすることにした。
今後無事に根付くのか? 花も咲くのか? 分からないが、「大丈夫ですよ。強いから」ってお母様は太鼓判を押した。
 
さて、親切なお二方に御礼を申し上げ、おいとまする。
コンビニの駐車場に戻り、四人で熱い珈琲を飲む。安いし美味しいし、コンビニの珈琲っていいなあと思う。
 
再び車に乗り、至近にあるこの地の鎮守の神様である「白鬚神社」へ向かう。
この神社は奈良時代から存在する歴史の濃さだ。近くにある「高麗神社」(正確には高句麗神社)は、この地に帰化し、お茶の栽培等の文化を伝え広めた「高句麗」系の宗である。その流れを汲むのが「白鬚。白髭。白髪」神社らしい。この神社は全国にひろく存在する。
この鶴ヶ島「白鬚神社」の歴史はかなりのもの。
四年に一度行われる「雨乞い祭」は有名である。
神木として樹齢900年という大欅もある。あまりに巨木となって自身を支えきれなくなり強風に負けて折れたという。
現在は手厚くギプスのようなものに覆われ、金属の支え棒のようなもので立ちそよいでいる。木の周り八メートルと云われる勇姿は圧倒的だ。まさに神木であった。

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どうですか。立派な神社ですね。
実はこの神社は、会員永光さん、会員であった故栗原サヨさんの実家なのである。
ブレイクさんには「母の実家」にあたり、8月号に以下のように歌っている。
手を合わせただいまとまず言いたくて母の生家の鳥居をくぐる

大枝を失いてなお威厳あり神様の木と呼ばれるケヤキ

神職を継ぎたる従兄のあごひげにサッカー小僧の面影のあり


ブレイクさんが「手を合せてただいま」と通った鳥居なのであろう。

神職を継いだ従兄は元サッカー小僧で、「あごひげ」をタクワエているという。「白鬚神社」の「鬚」は「あごひげ」を意味する。細々と行き届いた形容であろう。

栗原さんは、実家では「お茶」を作ってました、って仰有っていたので、まさか神社だったとは驚いた。神社の副業でお茶の製造販売をしていたらしい。これは今も引継がれている。神社の横にはお茶の製造所のような大きな建物があった。

高句麗の文化は「お茶」として倭の国に知られている。この地のお茶は「狭山茶」のブランドであるが、そういう神社が「お茶の」副業をするのは理にかなっている。


巨大サボテンと神社は何の関係もないが、至近距離にあるのは偶然だった。

サボテンのお陰で、栗原さん、永光さん、ブレイクさん、それに須藤さんという会員の方のにとって大切な場所を訪れることが出来たのだ。

何か、とても身近な温かい感じの神社でした。


ということで無事にスケジュールをこなし、帰宅。

部屋で早速にサボテンの包みを開き、ベランダに遊んでいた適当な鉢に植えた。

小さな部屋に来ると、ひとかけらの小さなサボテンが、それなりに巨大な風格を示した。驚いた。

こんな部分を切りとったのに、莟が幾つも付いている。

ああ、これじゃ、広報の立派な居間に飾った方が良かったかもなって反省した。

広報に申し訳なかった。

もし運良く咲いたら、今度編集室に来られた時に見てもらおう。

「サボテンの家」となった短歌工房でした。


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by t-ooyama | 2017-09-04 23:28 | Comments(0)

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