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本日出来

ローヤル企画様のお骨折りで、予定より早く『冬雷二〇一七 作品年鑑+自選合同歌集』が納品されました。
本文400頁の冊子なのでとても嵩ばり、狭い六畳は埋っちゃいました。
下に写真を入れますが、いま何故か、このブログの写真一切が消えている状況なので、たぶん見られる事が出来ないでしょう。
でも、解消すれば見られる筈なのでアップします。
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本文用紙を白系の上質紙を選択したので、種類が多く、相応しいものを選ぶ事が出来て、かなり本の束(厚み)が縮められました。
これなら送本時に楽で助かります。
担当の皆様と相談して、発送のタイミングを考えます。
これから封筒の準備、差しこむ葉書の準備などがあり、一週間後の発送となりそうです。
だと、翌週辺りが八月号の発送ですね。忙しい。

表紙は艶だしのPP加工をして、表紙用紙は最上等を選びましたので厚くしっかりして、桜の花も光り輝いています。
嶋田画伯のすばらしい「桜」の花のピンクが力強く圧倒されますよ。
表紙裏は、桜にちなみ、うっすらの桃色。中に小さく「桜」の画を入れました。
いやはや、手にしてぐっと充実感の湧いて来る出来ばえ。良いですよ。
どうぞお待ち下さい。
下に、あとがきとして記した小生の文を転載します。
これは第一号です。
まさに始まりです。

  あとがき ……………  大山敏夫

 『冬雷二〇一七 作品年鑑+自選合同歌集』をお届けします。これは究極の

合同歌集とも言えるもので、一年間「冬雷」に掲載された全作品をこの一冊に

収めております。毎年こうして掲載全作品を纏めた「作品年鑑」を制作し、資

料として完全保管し、会員の皆様の二次利用三次利用等の希望に対応しようと

思います。そういう能力確保も編集部の務めと認識し、その第一号の刊行です。

 小誌が経費削減と編集的特性を出す目的から、印刷用データを内製化してか

ら十三年目で、かなりのデータが蓄積しておりますが、現実は、いざその活用

時に結構難儀する有様です。もっと見易い使い易いデータ化が必須とは思って

も、それを作るには時間も費用もかかります。そこで、費用を皆様から助けて

頂き、その代りに、皆様の一年間の全作品を美しく纏めあげましょうという提

案からの出発でした。ここに御出詠の一一八名の皆様、ご賛同頂き感謝です。

 第Ⅰ部として「自選合同歌集26首」を大型活字で組み上げ、第Ⅱ部として、

自選に漏れた他の全作品を小型活字で作者別に掲載しました。これだけでも大

ボリュームですが、掲載全作品という視野に立てば、月月発表された特別作品

「今月の30首」もすべて収録するべきです。そして更に「年鑑」性を考えれば、

それら作品を対象とする解説文のようなものも必要だと思い、編集委員で分担

しました。どうでしょうか。かなり詰め込みの目立つものとはなりましたが、

全力投球の誠意は感じ取って頂けるかと考えます。

 継続刊行が真の目的達成です。今回行き届かぬ所は、今後に解消して参りま

す。編集部は既に来年に備えて、着々と準備を進めております。

             平成三十年六月吉日  藤間の短歌工房に記す



by t-ooyama | 2018-07-13 10:59 | Comments(1)

Commented by azusa at 2018-07-14 01:40 x
これはボリュームがありますね。とても楽しみです。

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