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写真一様・短歌二首の2回目

今日は標記のアップですが、
その前に、あっと驚くトラブルの話です。
月曜日の午後の集荷に合わせて投函した、下版データ・校了ゲラが木曜日にも着かないという印刷所からの電話に慌てました。
至急メール添付してデータを送付して勘弁してもらいましたが、不着のレターパックの封筒ナンバーを追跡調査して貰うべく電話したら、
そもそもそのナンバーは登録されていない、ということ。
どこかに消失されたようです。
同時に投函した広報宛のスマートレターの方は、無事についているとの事なのでミステリーとなりました。
行方不明になったわけですが、何の保証もなく、追跡もできないのは恐ろしい話ですね。
急いで事務局と協議して、手書原稿などの郵送には、きちんと追跡調査の可能な方法でやらねばダメとなりました。
という事で、今月は出来が少し遅れるかもしれませんね。
申し訳ありません。

では、2回目を下に載せます。
前回同様に、皆様、奮って感想など、コメント蘭に書き込み願います。
今回は嶋田正之さんのものですが、
なぜか新仮名遣いになっています。
その辺の事など、嶋田さんに伺わねばなりませんね。



すじ雲            嶋田 正之

今朝もまた桂の木下にスクワット見上ぐる先に走る白雲

北国に雪を見舞いて来るらむみだれて美しき今朝のすじ雲



写真一様・短歌二首の2回目_c0216213_22001038.jpg


by t-ooyama | 2020-01-16 22:01 | Comments(6)

Commented by 桜井美保子 at 2020-01-17 13:44 x
健康を守るために毎朝歩き、お気に入りの場所でスクワットをする作者の姿が見えるようです。青い空に浮かぶ真っ白なすじ雲、そして芽吹きの季節を待つ冬の木。澄み渡った朝の空気が伝わり清々しい写真ですね。また、すじ雲といっても、いつも同じ形に現れるのではなくて、この日は「みだれて美しく」見えたというわけです。歌を作るときの言葉の選択ということがあり、そこに結局は作者の心が反映されるので、その辺りが短歌の面白さでもあると思いました。素敵な写真と歌を楽しませていただき、ありがとうございました。
Commented by 森藤 ふみ at 2020-01-19 15:03 x
毎朝ウォーキングをしながら桂の木下でスクワットをする作者。空は青く寒さを感じさせない明るさです。
雲の動きを、走る白雲、みだれて美しき朝のすじ雲と捉えて清々しい歌だと思います。
Commented by 桜井美保子 at 2020-01-19 15:19 x
一首目は写実で捉えており、二首目は手法を変えてロマンを感じさせる詠風で自然を詠み、その折の心の世界を想像させます。趣のことなる二首の組み合わせが面白いです。
Commented by ブレイクあずさ at 2020-01-20 06:02 x
私のよく知っている日本の冬の空にしばらく見とれておりました。

すじ雲の高さ、それを見上げる木。この木に作者の目線が重なるのですね。「北国に雪を見舞いて」にこの歌の持つ世界の広さを感じました。同じ空が続いているのにその下には雪深い地方、また一方で晴れわたる地方と。

ふたつの歌が生まれた時、その作者が見ていた風景。それを読者も共有することができる。そういう意味でもこの企画は素晴らしいですね。
Commented by 中村 哲也 at 2020-01-20 23:04 x
一首目の「見上ぐる先に走る白雲」の「走る」に上空の風の強さが感じられます。
二首目の上句の「北国に雪を見舞いて来るらむ」には、雪雲が雪を降り尽くして、作者の上空に至ったのだろうかという視点に詩的な面白さを感じました。
今年の東北は雪が少なくてありがたいのですが、夏の水不測の懸念の声も。春の画像と歌が待ち遠しく感じられます。
Commented by 水谷慶一朗 at 2020-01-21 14:29 x
この爽やかな一葉の写真を眺めながら浮かび上がった三首の短歌を示します。

桂木のこずゑの枝が青空に掃き残したるさまの条雲
枝を広ぐ桂の上にたたずまひ乱して青き空の条雲

青空にひかりを纏ふすじ雲の移ろひ見ゆる桂木のうへ

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