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川越市三芳野神社の参道

川越の三芳野神社は、川越城内に建てらられていたという点で珍しい神社である。何しろ神社なので、必要に応じて一般の領民にも開放し詣でることを許していたが、城内のこと、警備も厳重で、特に出てゆく時には厳しい検問のようなものがあったという。

通りゃんせ 通りゃんせ

ここはどこの細道じゃ

天神様の細道じゃ

ちょっと通して下しゃんせ

御用のない者通しゃせぬ

この児の七つのお祝いに

お札を納めに参ります

という、わらべ歌の「通りゃんせ」だが、実は発祥の地はここ川越の三芳野神社というのが有力なのである。

行きは良い良い帰りは恐い

怖いながらも通りゃんせ

通りゃんせ

と続く歌詞。この「帰りは恐い」がどうも意味難解で不気味なところなのだが、この神社が川越城内にあったとすれば納得である。述べたように城内警備のため、検問が厳しい訳で、当然「帰りは恐い」と子供心には感じるだろう。

わたしも発祥地が川越説に賛成である。

実は実際にこの地を訪ねて雰囲気を体験した。

ずっと長く伸びた参道の不思議なオーラが、四百年前の気分を醸し出していた。


川越市三芳野神社の参道_c0216213_21464360.jpg


by t-ooyama | 2020-10-05 21:47 | Comments(0)

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