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荒れ模様

台風が近づいて空は荒れ模様。
近くにあったコンビニと郵便ポストが先月末に無くなってしまい、著しく不便になりました。
昨日も日差しが弱そうなので、九月号下版データを印刷所へ送ろうと考え外に出ましたが、たまげた蒸し暑さでどっと汗が吹き出し、びしょ濡れでした。
今月は少し体調が崩れ、九月号の進行が遅れました。
やっと手を離れホッとしています。
昨日は溜まっていた10月号用の投稿歌の選や、添削返信などを数名分済ませ、同時にメール投稿の三名の方にも同様のことを済ませました。
溜めてしまうと自分が辛いだけなので、とにかく進めなければなりません。
60周年記念で刊行する文庫版の『四斗樽 圧縮版』の方もどうにか今月末には印刷へ回せそうです。
こちらは本文136ページとなります。
こちらは下版後に「ペーパーレス版」を制作し、ホームページにアップするつもりです。
長く使わせて頂いた大滝氏の書『怯むことなく』と差し替えます。大滝氏に御礼申します。

九月号の目次上に載せた「スマホの写真一葉・短歌二首」の21回目は吉田佐好子氏の下の作品になりました。
美しい月で、吸い込まれそうですね。

              吉田佐好子

昨の夜シャンパンゴールド色の月東の空からゆっくり上る

星々の輝きを抑え君臨すピンクムーンは夜空の女王













by t-ooyama | 2021-08-09 08:58 | Comments(2)

Commented by 桜井美保子 at 2021-08-12 13:47 x
近くにあったコンビニと郵便ポストが無くなって何かと不便ですね。さてアップしていただいた「写真一葉・短歌二首」は吉田佐好子さんの作品です。写真の月の美しさは格別ですね。写真と短歌が織りなす作品世界はテーマが明確で、表現も新鮮です。しばしコロナ禍を忘れさせてくれます。
Commented by ブレイクあずさ at 2021-08-14 12:38 x
編集部の大変さが伝わってきました。冬雷が手元に届けられるまでにたくさんの作業があるのですよね。そのことを忘れずに、駆け込み投稿を少しでも減らすよう努力します。

吉田佐好子さんの作品では、まずダイナミックな写真にしばし見惚れました。背景を極力排してただ堂々とした月だけがあって、その輝きが複雑な色をなしている。幻想的ですね。作品に詠われているようにまさに「夜空の女王」です。月の上る様、輝く様をひたすらに詠いあげられたところに、作者の感動が伝わってきます。山火事でどんよりとした大気の日々ですが、この煙が晴れたら私にもこんな見事な月が見られるでしょうか。

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