人気ブログランキング | 話題のタグを見る

DTPで「冬雷」を作る ー組版のすべてー  の連載決定

前回に引き続き検討してきましたが、標記の決定がなされ、11月号にその第一回が一挙に8ページ分掲載されます。
『冊子を作る』もあと数日のうちに手元に届けられますが、その内容の上書きも進めつつ、さらに微細に、中学生が見てもわかるような平易な文体で綴る印刷用データ作りのマニュアル書を目指します。
現実に月々の活用されている誌面の裏側に隠れている「マスターページ」とは何なのか。それはどういう風に作られどう働いているのか。等が何となく理解できるものとなっています。小誌の誌面には、作品欄と文章欄の二つがありますが、最初に細々と述べるのは作品欄「冬雷集」となり、1回目では説明しきれずに、次号へ跨ります。作品欄は他にも4つありますが、ベースは同じなので、変わる部分の説明を少し加えれば済むかと思うので、最初を丁寧にやっておけば後は早いかと思います。
文章欄も二段組と三段組の二つを取り上げるつもりです。これも、最初に行う「二段組」を丁寧にやれば、それ以降は応用部分が多くて早いかと考えます。
考え付く限りを尽くし、細部までご披露致します。
マスターページが終わったら、実際にどのようにテキストデータを誌面に配置してゆくかを説明します。
普通のコピーペーストの場合。ルビ設定の場合。マスターページのベースの中に、必要に応じて挿入する画像や枠囲みの記事の作り方。更にそれを横組みにして入れる方法。
さらに、紙からの画像をスキャンして取り込み、フォトショップで加工する方法。その画像データをどう保存するかの方法。写真と表や文字と分けて詳しく説明します。

とにかく決定的に実用化したものを目指します。
その特徴はプロが語る実用篇ではなくて、素人がアナログ感覚で語る実用マニュアルです。
専門用語や作業手順もみな我流のものなので、プロから見れば欠点だらけの不効率マニュアルに見えるかと思いますが、それでいいのだという開き直りもあり、自信を持って進めたいと考えます。
生涯勉強です。
我流で進めて行きながら、より正しい効率的な方法を学べばそれに乗り換えて行きます。
マニュアル書を書くなんて烏滸がましい素人のやることですから、そういう海容のおつきあいをお願いします。


by t-ooyama | 2023-09-30 07:02 | Comments(0)

<< 米吉の墓を尋ねる 『冊子を作る』は11月号の別冊... >>