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好印象 御礼

早いもので最新号の着を伝える声が聞えます。
付録の文庫判『幸せの黄色』の評判がことのほか良いです。
美しい上品な表紙カバー、美しく大きな活字による、しかも伝統性を重んずる一首を二行に渡るようにレイアウトした本文の見やすさ。
短歌の本の良さが香ります。
という声のかずかず。
喜ばしいことです。
小誌の文庫判歌集のラインナップが積み重なって行きます。
文庫を別冊付録にするという画期的な企画がスタートして12年目。
以後歌壇では出版社から出るものを含めても文庫判歌集が多く目に付くようになりました。
昨年出た御供平佶氏のハードカバーの文庫判には驚きましたが、あの歌集も本文活字は一行に歌を記し一頁8首組みでした。
文庫判歌集は岩波や角川のクラッシックな歌集の組版にならって一首一行が普通の形です。
そこに小誌は大改革を試みました。
本格的歌集の伝統的な組み方を文庫判に導入しました。
1頁4首組みはぎりぎりの妥協です。
でも、4首入っても、フォントは12ポイントの超ビッグサイズ。
頁の上部を広めのスペースにして、圧迫感からの脱却も考慮しました。
これ以上無い知恵を込めての企画です。
今回の本文160頁だては、その本格性を感じさせます。
これからは、この頁数を標準と致します。
本年中に、あと何冊出るでしょうか。
いまのところ次の予定は入っていません。


今回の『幸せの黄色』の表紙カバー。原画と比較するとほんの少し色合いが淡くなって、黄や紅が控えめになっていますが、下版データは下記のようでした。
印刷しないと判らないところはありますが、もう少し濃めにすれば良かったと思います。
今後へ活かしたいと思います。
やはり紙よりこちらで見る方が明るいですね。
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by t-ooyama | 2018-02-26 11:42 | Comments(1)

発送完了

17時に発送完了しました。
クロネコさんに電話したら丁度近くのコンビニに来ていたということで、すぐに取りに来てくれました。
今回は大型ダンボール箱6個と、小型箱1個でいつもの倍はあります。
クロネコさんは二度に分けて運んでくれました。
有難うございます。

付録の文庫判『幸せの黄色』(大塚亮子歌集)はちょうどぴったり数で、手持のすべて配本となりました。
完全売り切れ? で、もう発行所にはありません。
どうしても欲しい方は、著者に直接申し込んで下さい。
上品な美しい表紙カバーが個性的です。
今回は初めて、表紙カバーと本文扉のタイトルを「筆文字」としました。
こうした試み、例えば著者自筆の題字なども、今後は取り入れて行きます。
本文の組み方も斬新ですよ。
短歌のクラシック感が、上品に匂います。
掛け値無しで、良い歌集となりました。

じゃ。早いところでは明日の着。
遅いところでも月曜日には届きます。

お楽しみに。

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by t-ooyama | 2018-02-23 19:56 | Comments(0)

出来ました

先ほど最新号が届きました。
梱包を解いて並べたところ。これから発送です。
今月は文庫も一緒なのでボリュームがあります。
頑張ります。
暫く御待ち下さい。
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by t-ooyama | 2018-02-23 11:48 | Comments(0)

梅の開花

編集室の車の駐車場の梅が咲き始めました。と言うか、もう結構咲いています。
ここ二三日、そとへ出なかったので、気がつきませんでした。
早いなあ。

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by t-ooyama | 2018-02-21 18:25 | Comments(1)

年刊歌集 2

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反応の凄さに驚いている。
この企画に寄せられる期待の大きさが嬉しい。

昨年度に作品を寄せられていた方の中には、すでに退会されて方、購読会員に変った方、お亡くなりになった方、などもいらして、残念ながらこういう方々の作品はリストアップしていない。今現在、在籍中の会員の方に限定する。
この年刊歌集はこれから継続して刊行予定なので、過去よりは、これから先の事を考えての未来志向である。ご容赦願いたい。

水谷氏の作品をお借りして「自選歌集』の方の組み見本を作ったのでここにご覧頂く。
お一人見開きの二十五首となる。
サイズは雑誌と同じのA5判。
かなり読みやすい筈だ。

頑張って素晴らしいものとしたい。












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by t-ooyama | 2018-02-20 23:48 | Comments(0)

冬雷 年刊歌集 第一号 の企画

会員全員参加型の年刊歌集を作るのが夢であった。
わたしが此所で言うのは、よく目にすることのある普通の「合同歌集」としてのものではなく、完全に資料としての機能を持ったものである。
言わば「年鑑」的な、一年間の「冬雷」に発表された全作品を一冊に纏めてしまうというものである。
もちろん膨大な歌数になるので、活字は8ポ程度に縮小し、ぎっしり詰めて載せることになる。
ただし、これだと読み難く疲れるので、参加者は、一年間の自作の中より「二十五首」程度を自選して、それを大型の活字で印刷した「自選歌集」を前半に集める本となる。
つまりⅠ部が「自選歌集」、Ⅱ部が、資料としての掲載全歌集となる。
これを毎年制作しておけば、参加者には自ずからなる自身の「全歌集」が揃って行くことになる。
例えば、歌集を纏めようなんて時には、この「年刊歌集」から引き出して原稿化できるのだ。
わたしたちが「本」をつくるということは、そのデータを保有するということを意味する。
紙からだけではなく、データも活用して極めて有効である。
そういう本が毎年できあがるという状況を想像しただけで心躍る思いがする。

この「年刊歌集」を夏頃までに完成させる。
そして、そこに参加した方の全作品を対象にして、「編集委員会賞」に代わる、例えば「冬雷賞」のようなものを選ぶという案も煮詰まっている。
前の『冬雷の113人』の時に実行したような参加者全員参加の「互選賞」はぜひ継続してやってみたい。
そういう優秀な作品と作者を、大会で表彰するというのも良い。

ただし、これは費用も掛かるので、参加費が必要となる。
「冬雷」掲載全作品を縮小して収めるのであるが、全員参加をうたっても「強制」じゃないので、縁が無く不参加の方の作品は不掲載となる。
あくまで参加費を出し合って参加される会員に限ることになる。
ざっと数えても400頁くらいにはなりそうな本なので、どうかご理解願い沢山の方の参加を期待する。

本文の組み見本等も作りながら、イメージをたかめているが、『冬雷の113人』くらいのサイズで読みやすい「自選歌集」にはなるだろう。
編集部大決心しての企画。
今日現在在籍の会員の、「2017年の全掲載作品」を作者別に纏める作業はほぼ完了した。
この企画のアナウンスを四月号誌上にて行い、同時に作者別に「全作品プリント」を送付して参加を呼びかける予定。

このブログをご覧の会員がどれほどいらっしゃるか不明だが、まずは先触れとしたい。
わくわくするような「年刊歌集」第一号が生まれそうである。



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by t-ooyama | 2018-02-19 00:19 | Comments(2)

礼状

今回以下の歌集対象の御礼状を書きました。
実際には遺歌集と返信先の住所を記載しないものは書きませんので、十册になります。

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特に良かったのは小山光夫氏の『 橐駝 』です。
「短歌21世紀」所属の方で、さすがにきっちりした作品ばかり、ほっとして読めますね。

むしあつき午後の光に過ぎてゆく使ふ鋏の重きを感ず

何を切り何を残さむと思ふとき傍らの柘榴実のはじけをり

ときの移り短きゆゑに庭の花おもむろにしてその紅のゆれ

諸々のあからさまなるこの夕べ血縁に向ひ何するとなき

歌集名は「駱駝」の意味ですが、別に「庭師・造園師」の意味もあります。
著者はそちらのお仕事のようです。

礼状の束を投函して戻ると、二つの歌集の寄贈がありました。
一つは遺歌集、一つは大事な友人の萩原千也氏の歌集です。
この心のこもった手作り歌集も四冊目、そろそろ纏まった感想を述べねばならぬところですね。
冬雷誌上でご紹介したいと思っています。

じゃ、また明日。
明日の例会は、西大島ですよ。
お間違いないように。


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by t-ooyama | 2018-02-10 13:18 | Comments(0)

岩田晋次先生追悼

留守電にはいっていた京都弁の女性の声。

それは驚きの内容だった。

昨年十一月七日に「岩田晋次」が亡くなりました。

冬雷様には存命中格別のお世話になりました、有難うございました。

というような言葉が聞えてくる。

岩田晋次先生は、国語学者で歌人。歌誌「ハハキギ」の田中順二先生に国語・国文・作歌の教えを受けたと述べていて、個人的雑誌「枝折戸」を発行し、文法の話をテーマとする短歌制作と指導活動をしていらっしゃった。個人誌的というのは、費用はすべて岩田先生持ちのようながら、誌上には複数の方の作品や情報などが掲載されていた事による。

岩田先生の好著『短歌文法65講』(京都カルチャー出版刊)には、小誌で問題提起した太田行蔵著『四斗樽』記述を全面肯定し、精しく解説する頁が12にも及んでいることから、小生も高く評価し、最近でも、冬雷大会の互選高位者への賞品にしようと思って、問い合わせたが、絶版状態で叶わず、変りにぐっと解りやすい『高校生の古典文法』(京都書房刊)という参考書を取り寄せたこともある。

田中順二先生にも素晴らしい文法の著書がある。『短歌文法入門』(短歌研究社刊)である。この三冊は、下の写真の様な本となっている。

小誌会員の皆様には、ぜひ購読して欲しい三冊だ。


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『短歌文法65講』(京都カルチャー出版刊)については、その書き出し部分を写真でご披露する。下である。

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小生は文法を苦手として居り、悩んだ時にはいつも岩田先生にお願いしてご教示頂いて来た。先生からの書簡も多く保管していて、今でも時折復習する。勝手に「大山の短歌文法の師」と決めていた。

七年前に膀胱癌で全摘手術を受けたのち、先生からお便りを戴き、先生が同病で二回目の手術を受けたのだということを知った。先生の場合は小生より軽く、内視鏡による搔き出し手術で済んで居り、この場合は、数年後に同じようにポリープが出来ることが多く、何度も手術を受けるようなのである。小誌の先輩の加納久氏もこの手術を受けていた。

膀胱癌、同病あい労る関係ともなる。

岩田先生がお亡くなりになったのは膀胱癌ではなく、胃癌であった。

胃癌の手術そのものはうまくいったものの、術後の食事療法がうまくゆかず一年半の入院のままの御他界であったという。

「早く家に帰りたい」が口癖でしたと、奥様のお便りにはあった。

どうも最近「枝折戸」が来ないなあと思ってはいたが、小誌の雑務に奔走しお伺いする余裕が無かった。

こころよりご冥福をお祈りするばかりである。

合掌。



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by t-ooyama | 2018-02-06 12:42 | Comments(0)

仕事中

今日は係の皆さんが集っての校正の日です。
すでに初校は済んでいますので、再校を分担して行っています。
基本的には複数者の目を通します。

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良く晴れた日ですが、空気は冷え込んでいます。
すこし寒そうな皆さんです。すみません。室はエアコンで暖房して電気ストーブを点けています。
今月は本文96頁と厚めなので、校正も時間がかかりそうですね。
  
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早めに印刷所へ渡しておいた別冊付録の文庫歌集がすでに出来しています。
大塚亮子歌集『幸せの黄色』です。こちらは本文160頁です。
すこし発行所に置いておき、下旬に三月号と一緒に発送致します。
お楽しみに。

じゃ、小生も校正のお手伝いをせねばならず、このあたりで。



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by t-ooyama | 2018-02-05 12:58 | Comments(0)