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会費の改定について

今回の凄まじい激風台風が上空を吹き抜けるころ、わたしは慌てふためいてパソコンに向かっていた。
月例歌会を終えると、台風のために早めに帰宅した。いろいろ編集委員の打ち合わせをしたかったがやむを得ず。
それは帰宅後に待っている最新号の印刷所へ渡すで完全データ作りがあって、そこにはまだ空白のスペースがあり、追加で入れねばならない記事が決まっていなかったからである。半ページほどのスペースに何を入れるか。迷いに迷っていた。
本年もさし迫り残す月も三ヶ月あまり。大会も近い。いろいろ激変していて、会員の皆様にお知らせせねばならない事は山積していた。その優先順位を相談したかった。でも、その機会もなくなってしまった。
もう自分で判断してやるしかない。
そうして帰宅後に取り掛かって下版作業のデータを開き眺めていたら、突然パソコンが、様々な設定をせよという画面に切り替えてきた。何か脅迫されるような雰囲気の中で、設定の操作をしていると、だんだんややこしくなっていつまでたっても終わりが来ない。途中で中断をしてしまった。
そうしたら驚いたことに、わたしが作業に楽なようにデスクトップに保存しておいたすべてのデータファイルが綺麗になくなったしまったのだ。これには魂消た。ここにきて全てパーじゃ、卒倒モノである。
どうなった、どこに行っちゃったのか? そんな思いであれこれいじってみても出てこない。
そこで最初に戻り、編集ソフトの立ち上げから、その履歴をたどり、やっとどこにあるかを突き止めた。
あらためてソフトから「開く」をクリック。そしてデータを引き出し、改めてデスクトップに保存した。そうして取り敢えず最新号データだけはもとに戻して、状況が悪くならないうちにと、大特急で下版作業へ取り掛かった。
空白スペースには、思いつくままに以下の文を入れて間に合わせた。


  ご報告
 小誌のような小さな雑誌の運営は、だんだ
ん難しくなってゆく環境であります。ペー
パーレス化の話が、現実味を増してくるのは、
今のように、紙に印刷し、製本し、そしてそ
れを会員の皆様のお手元へ確実に遅滞なくお
届けすることが、如何に金が掛り贅沢なこと
なのかを思わせるからです。今回のヤマト運
輸の「雑誌=信書」論は、それを印象づけて
くるものでした。仲間で贅沢しているんだか
ら費用は掛かるんですっていう話です。
 ペーパーレス化すれば、単純計算ならこう
した制作費、郵送費等は不要になります。ま
あ別発生の経費が増すでしょうが、経費減は
確実です。それはとても魅力でしょう。
 しかし一朝一夕に、そうした変身はままな
りません。作る側、受ける側に、十分な準備
期間が必須です。今は、厳しい現状をしっか
り認識し、知恵を出して乗り切ることに専念
するときかと思います。
 さて、小誌を取り巻く諸般の事情を考え、
編集委員会は、左記のような会費の改定(値
上げ)に踏み切りたく、ご報告します。

○維持会員年会費(雑誌二部購入の扱い
  二六〇〇〇円(現状 二四〇〇〇円)
○作品一欄所属会員の年会費(冬雷集含む)
  二〇〇〇〇円(現状 一八〇〇〇円)
○作品二欄所属会員の年会費
  一七〇〇〇円(現状 一四四〇〇円)
○作品三欄所属会員の年会費
  一四〇〇〇円(現状 一二〇〇〇円)
○購読会員の年会費
   八〇〇〇円 (現状 六〇〇〇円)
となります。納入方法は六ヶ月単位とします。
値上げは年額二〇〇〇円程となります。
 ご理解頂ければ、来年一月以降の会費継続
振込みの時より適用されます。
             (編集委員会)



という、会費改定(値上げ)のお知らせである。
場所的にはもっと目立つ所に書くべきかもしれないが、取り敢えず知らせておかねばならない大事な情報だ。
とにかく大慌ての中での文なので、混乱気味なのは仕方ない。

印刷所へ渡すものと、広報へ渡すデータをふたつ作って、まず一安心。
それから、同様な作業をして、隠れてしまった沢山の資料をデスクトップへ戻し、さらに別のメディアに保存した。
そういう作業を終えるころ、窓の外を台風が吹き荒れてきたのだ。
後で聞くと、風速60m近いという凄まじい、信じがたい台風だった。

会員の皆様にも被害が出たかもしれない。
こころよりお見舞い申し上げたい。

大変な中での稀な事態に落入っての編集室の作業。
年会費の改定という大きな問題もあるので、
ここに記録しておきたい。


by t-ooyama | 2019-09-10 11:26 | Comments(0)

四斗樽について

8月の初旬に、ホームページを通じて事務局へ連絡が入ったと言う。
それは、日本の古典、日本語に関心があり、万葉集や和歌俳句を愛するというMさんという方から、
その存在を知っていろいろ探していた太田行蔵著『四斗樽』を、貴会会報で掲載したことを知ったので、購入できないか?
ということだった。
わたしに『四斗樽』を余分に持っていないか? と事務局は尋ねてきた。
Mさんは、『四斗樽』の原本を譲ってほしいと言っているわけじゃなくて、雑誌に連載した「完全復活版 四斗樽」を
購入できないかという話であったから、探せばその年の「冬雷」を揃えることも可能であったが、わたしは、
「それよりも、わたしが編集して仮に纏めてある『四斗樽編集版』というのがあるので、そのデータをPDF化して送るから、
それをその方にメール添付で差し上げるのが良いかと思う。」
と書いて、事務局へPDFと、それに関与する雑誌の編集後記の部分をピックアップして、Word文書にして渡した。
データは事務局からMさんへ渡ったとのことである。わたしは、紙に出した雑誌そのものより、データとして簡単に取り出せるPDFを渡す方が再利用に便利で喜ぶだろうと考えたのである。

雑誌に完全復活版を掲載してより何年か過ぎたが、こうして今なお、問い合わせが絶えない『四斗樽』等を、希望する方へ、いつでもデータで渡すことができることは、何でも内製化して、思うがままにその再利用を可能にした、小誌の誇りでもある。
またまた改めて『四斗樽』を読むことになったが、冒頭の「幇間」の話を書いた部分は少々問題があるが、他は美しい誌面に打たれるものがある。
『四斗樽』のきっかけとなった、過去回想の助動詞「し」の誤用の問題は、「高嶺」主宰の二宮冬鳥が言い出したものである。
以後「高嶺」と「冬雷」は、この問題にそれぞれの方法で関わってきた。
そういう歴史がある。
そんな「高嶺」の流れを引く方々が、たくさん現「冬雷」に参加されている。
これもまたふしぎな「縁」と言わねばならない。

そんな思いを、今回の話は深めてくれた。
嬉しい出来事であった。

by t-ooyama | 2019-09-09 13:19 | Comments(0)

作品年鑑・自選合同歌集 の御礼

標記の件ですが、お陰様で無事出来し、送本も完了しました。
有難う御座いました。
いろいろな印象が皆様より届けられる昨今ですが、
中にはこんなものも、
詩歌研究会「蓮」のブログです。以下です。
    
blog.goo.ne.jp/ys1818hasu


こちらには写真入りで、好意あふれる紹介があります。
ぜひ御覧ください。

きょうは小誌の月例歌会の日です。
台風が迫っていますが、出かけます。
いまのところ、天候は良好です。

by t-ooyama | 2019-09-08 08:36 | Comments(0)