新年おめでとうございます。
今日は坂東33観音の10番札所、正法寺に参りました岩殿観音とも言います。
子供たちが小さかった頃によく来たところです。この二年間はどこにも出なかったので、3年ぶりの初詣となりました。
養老2年に逸海が千手観音を岩窟に安置し、その側に草庵を作ったのが正法寺の始まりだそうです。
延暦年間には、奥州征伐の坂上田村麻呂もこの地に立ち寄り祈願したと言います。
鎌倉時代には、頼朝の命を受けて、比企能員が寺を建立したとあります。
歴史を感じる古刹です。
正月なので結構ひとが多いです。
わたしは裏の山の上の方から降りて詣でたのですが、本当の面参道は上の観音堂よりずっと下った所にある鐘楼の横てからまっすぐに伸びた
急な階段をあり、そこを下ると運慶作とも言われる仁王像の立つ仁王門があります。下の画像です。
この仁王門を潜り、その下には、一直線に1000メートルはあろうかと思える門前町が広がっております。
石畳の広い参道の両側には50軒ほどのお店や宿坊が立ち並んでいたそうです。今ではその屋号だけを掲げる家並みが残っています。
美しい参道でした。
せっかく来たので、今年はその参道をずっと歩いて九十九川を越えて弁天沼まで行きました。
途中に素敵なお土産がゲットしました。
手製の竹製の靴べらです。300円は安いですね。
味わいのある取手が付いていますよね。
結構の山道で6000歩ほど歩きました。
久しぶりに、正月の散歩でしたよ。
という一日でした。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。