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短歌往来十二月号の記事必見

これは驚きです。
「短歌往来」最新号の118〜119ページ、丹波真人氏の連載記事。
これほど、小誌の会員、小誌の誌面を詳しく調べて書かれた記事には、総合雑誌であるし、ただびっくりし、丹羽氏に御礼です。
ここまで丁寧に読んでくださる方があることは、喜びであり、光栄なことであり、心引き締まるものがあります。
ご覧ください。

追記
このブログの載せる写真類はJPEGに限定されており、こうした誌面の画像は綺麗に出ません。
これは誌面をスキャンし、フォトショップで加工しJPEGデータとしました。
大きな画像にしてみれば文字もくっきりですが、このサイズではぼんやりになります。
拡大してお読みくだされば幸いです。
いずれ、転載しますので、その時お読みください。
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# by t-ooyama | 2021-11-18 23:43 | Comments(0)

『四斗樽 圧縮版』 の広告と注文、そして来年の表紙絵(追記あり11月13日)

事務局からの情報です。
小誌創刊60周年記念の『四斗樽 圧縮版』ですが、広報の骨折りで、月刊「うた新聞」に大型の広告を打つことになり、その十一月号に1回目が出ています。
非売品の書の広告とは変ですが、こういう問題が歌壇にはあり、小誌はこういう活動をしています。というアピールが目的で、小誌交流短歌会以外の方々へのお知らせになれば良いという考えです。
売り物ではないので、希望者には送料込み手数料でお分けしますと記し、同時に小誌自慢のペーパーレス版でのダウンロード可能とも記しました。
ダウンロードは無料なので、こちらを選んでくださる方もありましょうが、歌壇にはデジタルに向かわない方々も多く、そういう方には紙での本が好まれるはずです。
今日、事務局へ注文一冊があったとのこと。
嬉しいことですね。

追記
その後、続々注文や問い合わせあり。
現在約20部に達しています。
いずれ事務局より報告があるでしょう。


編集室は今、一月号の制作に入っています。
来年の表紙絵も決まり、こちらも本日校正刷りが届きました。
絵は、黄金の背景の中に暖かい朱色の鮮やかな「柿の実」三つです。
何年か緑色系が続きましたが、暖か系の世界も良いですね。
一月号は「冬雷二〇二〇 作品年鑑」の特集があり、誌上賀状交換もあります。
また、新連載を予定しているものに、「新アララギ」所属の萩原千也氏に頂いた、
  「土屋文明、その言葉と素顔」
があります。

追記
この稿については現在交渉中です。
現在2回分の原稿を貰っていますが、場合によっては一気に掲載もあります。
その後については、未定です。
タイトルも、実際の原稿を見ての相応しいものに変更もあります。


萩原氏は昭和15年生まれの「新アララギ」の主要歌人で、土屋文明晩年を代表する門人のお一人です。
読売歌壇への投稿から始まり、その作品の優秀さから、文明に直接誘われ「アララギ」へ入会した経歴の持ち主で、氏だけにしか残されていない文明の素顔が
数々の言葉と共に学べることになります。
本来なら小誌のような小雑誌に載るべきものではない重い内容です。
萩原氏の友情に心より感謝しています。
嬉しくて、つい漏らしてしまいました。

では、表紙絵を下に貼り付けておきます。

追記
この表紙絵は校了となり、印刷準備に入りました。
嶋田画伯にも、見て貰いました。
  
『四斗樽 圧縮版』 の広告と注文、そして来年の表紙絵(追記あり11月13日)_c0216213_23183641.jpeg


# by t-ooyama | 2021-11-10 23:19 | Comments(1)

スマホの写真1葉・短歌2首 二回分

標記の元写真をアップしておきます。
誌面に見るのでは色が分からないので、なかなか写真の良さが伝わりません。
どうぞ色を楽しんでください。

23回目 

  彼岸花          江藤ひさ子

彼岸花その赤と白咲き初めつ時を違はぬそれの習性

株数は増えざるままに今年また彼岸花咲く植ゑて八年


スマホの写真1葉・短歌2首 二回分_c0216213_04393614.jpg

24回目

  酔芙蓉          三好 規子

待ち待てる酔芙蓉さく二年前の母の日むすめに貰ひし鉢に

白妙のはずの酔芙蓉あしたよりほろ酔ふごとく紅まざり咲く

スマホの写真1葉・短歌2首 二回分_c0216213_04394106.jpg







# by t-ooyama | 2021-11-07 04:51 | Comments(1)

お便りから

会員の方にはいつも励まされる。
この九月号にどういうわけか誤植がたくさん出て、十一月号の中でも追加訂正をしている始末。お詫びの訂正をしまくっているが、さりげないお便りに慰められた。会員の新井様は大手にY新聞の記者をされてデスクまで勤め上げた方であるが、現役時代はよく出版物の誤植を発見したそうである。あの岩波書店の本でも、
    岩波文庫でも四冊に誤植を見つけましたし、なかでも平家物語の初版では組違いも
とあった。組違いがどういう間違いだったのかは詳しく分からないが、文庫の中に誤植は見つかったというのである。
これは岩波に限ることではなくて、大手出版社の刊行物の書籍でさえ、誤植は結構出てしまうことはわたしも知っている。それがわかるのは、重版が掛かった時などに、その重版原本の中に凄まじい数の赤字訂正が入るのが珍しいことでないのを、現役時代の職場で見てきた。もちろん赤字は誤植だけではなく、書き直されることも含まれる。書籍というのは、そういう風に、少しずつ手を加えつつ、完成度を増してゆくのだと考えれば良いのだと思う。
小誌は重刷されることもないので、いったん誤植が出れば訂正の機会もない、だから誤植訂正の記事をと望むのも理解できる。しかし、重刷はないが毎年「作品年鑑・自選合同歌集」を制作しているので、その時に訂正すれば良いという考えもある。
新井様の、
     自分の原稿となるとそうはいきません。編集委員時は誰も点検してくれないので後輩のところにいき、原稿をみてもらったこともあります。岡目八目ということでしょうか。
という話には共感した。実は同じように、わたしも原稿が書き上がるとさりげなく周囲の誰かに読んでもらう方法を考えて、誤植誤記などのチェックをすることが多いのである。第三者の目で見てもらう事は重要だといつも思っている。

色々工夫はしているが、それでも間違いは起こる。出版物の宿命と考えて大きく構え、お許し願えれば有り難い。

新井様はよく神保町にも行かれるそうである。三省堂が一年後に店じまいするという情報も頂いた。そこで一冊買った新井様は、
   「君ら若い人が本を読まないからだ」といいましたら、本屋の店員でありながら、「申し訳ありません」とニコリでした。
とあった。書店員ならば本が好きな方が多いと思うが、紙の本を読むより電子書籍のような書を読むことが多いのだろうと思った。
電子書籍なら自室に本棚なども不要だし、利便性は高そうだ。しかしあれを読書とよべるのか、少し疑問だ。

新井様は興味深い分析もしてくださる。
    少し面白い発見をしました。会員の全国バラつき具合です。手元の一冊で、調べたところ、東京は38人でだんぜんトップです。二位は埼玉17人。三位は茨城14人。全部関東ですが、四位に山形11人。五位が神奈川、栃木の9人でした。ほぼ関東のなかで山形が頑張ってます。理由はなんでしょうか。他に会員がいないところが北海道、秋田など結構あって、15,16道県になるかと。北海道ゼロがなぜか気になりました。
いつの号で数えてくださったのかは不明だが、最近の事には違いない。
東京が一番多いのは、小誌が東京都江東区の地に発足したからで、創刊時は殆どの方が都内のお住いであった。ただ福岡の地には支部ができるくらいの数の方がいらした。
二位が埼玉だというのは、県民のわたしとしては嬉しい事である。
三位が茨城だとあるが、茨城の地には創刊時からの会員に永田万五郎という方がいらして、多くの仲間を集めて支部活動をされていた時期があり、その中には吉田綾子氏、糸賀浩子氏がいらっしゃった。茨城にはこの永田氏のグループとは別に、ひたちなか市に支部ができた。そのお一人が中島千加子氏である。
茨城には今も熱心な会員の方が多く個性的な活動をされている。
四位が山形だというのは興味深い事である。小誌創設者の木島茂夫先生は山形出身で、終戦後のひと時、山形に疎開し、うどんをこねたりしていたという歌を残している。山形は齋藤茂吉の故郷でもあり、小誌にとっても特別の地だと思うが、なぜか、わたしの記憶では山形の会員は居なかった。それが、ここ二、三年のうちに四位だというのは、全て井上菅子氏の人脈によるものである。
五位の栃木には、古参の兼目氏がいらっしゃるのだが、それと別に佐野市に移住された矢島芳子氏という方が集めた会員が多いのである。この佐野の特徴は、小誌の現編集部よりほぼ10年若い層の方ばかりという点であろう。必然的に、将来の小誌を担う中心の地は佐野のような気がする。

東京中心の雑誌だった小誌は、木島茂夫亡きのち、広く全国に会員をもつ全国誌へと変わっていったようである。
会員がさらに全国隅々へと広がるには、何かのご縁がなければ進まない。
北海道や沖縄にまで、会員のお住いが広がる日が来るかもしれないが、わたしが生きているうちに実現する見込みはなさそうである。
















# by t-ooyama | 2021-10-07 16:43 | Comments(0)

多羅葉のお便り

現在アップ中の今月の「ネット歌会」に提出された以下の作品、

  老鶯の声を背にうけ多羅葉に暑中見舞の文字を刻みぬ

この作者の嶋田正之氏から、多羅葉の葉に硬筆で書き刻まれたお便りが届きました。
ちょっと葉書にしては小ぶりの葉っぱですが、鋭いギザギザが若くて張りのあるもので日付は9月23日とあります。
短く「ふる里より」の文字。
上記の作品についてわたしは、あの慈光寺の多羅葉とも書き込みましたが、嶋田氏の故郷は慈光寺のすぐそばの東秩父村です。
慈光寺のあの樹ではないにしても、近くの多羅葉であるに違いありません。
わたしの歌の書き込みをご覧になり、思い出して古里から投函してくださったものと思います。
嶋田さん、有難うございます。
消印には「川」の字が見えますので、小川局からの投函かもしれませんね。
さすがに葉の上に直に切手を貼ったりするほど大きくないので、宛名を記した封筒の中に入れてのお便りかと思います。
文字は葉の裏に刻むのですが、裏返して灯に照らすと、表面には、うす黒く文字が滲み出ておりました。
多羅葉に書くお便りというのは、宛名はやはり裏側に書くものなのでしょうかね。表は硬筆でも刻む訳にはいかない気がします。
となると、ここに宛先も通信文も、切手も張るには、かなり大きな葉である必要があるようです。
このお便りは、老鶯の声を聞きながら書かれた歌の中のものとは違うのですが、同じ場所に立つ多羅葉の葉っぱであるようです。

古の文人などが、旅先の地で多羅葉の葉を拾い、即興の歌(相聞歌)などを達筆に刻んで、飛脚に託したのかもしれませんね。
美しい多羅葉のお便りですから、下に貼り付けてみました。
ご覧ください。


多羅葉のお便り_c0216213_20051617.jpg

# by t-ooyama | 2021-09-27 20:38 | Comments(0)