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スマホの写真1葉・短歌2首 新着  他

みなさま

お変わりなくご健詠のことと存じます。
小誌発行について様々な御助力を賜りいつも感謝致しております。
現在は七月号の編集に入っておりますが、標記の件で目次上掲載の原稿が着きました。
ご紹介いたします。
作者飯嶋久子さんは、平成18年4月に大久保修司氏の紹介で入会された方です。
大きなご病気もされたのですが、見事に立ち直り、ひたちなか市の会員の核としてご活動中です。
有難うございます。
当時支部長だった椎田先生が急逝された時に、いろいろお世話になりました。
思い出すことも多くあります。
さて今回はお元気な様子を見せてくれました。
 
では下をご覧下さい。

飯 嶋 久 子☆

平磯の白亜紀層の岩礁に砕け散る波高く白し

悠久の年の流れを思いつつ見はるかす海も空も群青

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お近くの海岸での取材です。

前後しますが、六月号用の目次上作品は松中賀代さんでした。
お近くの国道での取材ですが、トラックのナンバーがびっくり。「い・・・1」番です。つまり「いの一番」これは凄いですね。

国道195号線 松中 賀代☆

緑の葉繁れる中の国道を大型ダンプの轟音つづく

轟音のあいま合間にうぐいすの声もとびこみ又も消される

スマホの写真1葉・短歌2首 新着  他_c0216213_13095433.jpg
良い写真を有難うございます。


一つご報告ですが、現在アップ中の六月号PDFデータの62ページ掲載の新井氏の作品が、前月号と同じものとなっております。
これは「うっかりミス」でお詫びしますが、早めに気がつきまして即刻対応し、別作品に差し替えました。
ご安心下さい。
エラー「零」を目指しておりますが雑誌にミスは付き物です。
ミスをするのが人間でもあります。
どうぞご海容下さるよう、お願い致します。




















# by t-ooyama | 2023-05-20 13:33 | Comments(0)

薫風の慈光寺

五月の夏日でした。
しかし山の中は時おりそよ風が吹いて、薫風のおもむきです。
空は晴れ渡り見回すと緑に輝く五月の樹々。
のんびりとウグイスも鳴いています。
桐の花、藤の花が咲き、道端には諸葛菜が立ちそよぎ、濃い紫が目にしみます。
日向にも木陰にも薄紫の著莪の花が群がり咲いて、涼しげです。
ちょっと足を延ばすという感じで、立ち寄った都幾山慈光寺。
久しぶりの土屋文明先生のお墓にいます。

薫風の慈光寺_c0216213_06185723.jpg
編集委員の皆様と一緒に来た時を思い出します。
あの時は六月だったので、少し違う雰囲気でしたね。
文明先生のお墓の右隣のスペースを購入したんですよって、アララギの会員だった新津澄子さんが仰っていたのを聞いたのは、
確か文明記念館で埼玉県歌人会のイベントを開いた時でした。かなり歳月が経ちましたが、今日来ている文明先生お墓の右には、
新津さんご夫妻の新しい墓石が立っていました。新津さんは九十一歳でお亡くなりになったご様子でした。ご挨拶させて頂きました。
薫風の慈光寺_c0216213_06190233.jpg
上は文明先生の歌碑です。

亡き後を言ふにあらねど比企の郡槻の丘には待つ人が有る     文明

とあります。
歌碑の上には巨木に育った朴の樹が生いしげり、美しい木陰をつくっています。
仰ぎ見ると、見事に開いた大型の花がいくつも見えます。
緑の枝葉の中に泳ぐように花が揺れています。
爽やかな薫風の中を時間が流れてゆきました。
薫風の慈光寺_c0216213_06190783.jpg
今日は、良いレポートになりましたね。
小誌に連載した「土屋文明の選評」が終わって、その関連から「萩原千也を読み松倉米吉を思う」という連載に入りました。
今年一年は掛かりそうなので、毎日が勉強です。
こちらも完走を目指します。

# by t-ooyama | 2023-05-04 06:44 | Comments(0)

五月の大型連休中

いま世間は五月の大型連休中です。
ゴールデンウイークってむかし呼んでいましたが、現役を退いてからは違います。
こういう時期はなるべく家に居て、現役のみなさまが休暇を楽しまれる邪魔をしないように心がけます。
大型連休後には、少しの予定を組んで、私なりに行楽やらレジャーやらに参りたいと思っています。
実は昨日、事務局の所に4名の方が集合して最新号の最終校正が行われました。
みなさま、有難うございます。
お陰様で、今月は少し早めに校了でしたが、印刷所の方が休暇中なので、実際の下版渡りは週明けになるのかと思います。
完全データ渡しの約束なので、十分にゆとりをもって本日中に一式入れて投函することになります。
一仕事済んでほっと一息の瞬間ですね。

今年は秋に大会を再開する予定なので、いろいろ準備もせねばなりません。
編集委員のみなさまに、プランを伺っている所です。
7月号には、誌上に大会案内を入れねばなりませんからね。
今までは、こうした作業を担って先手先手で片付けてくださった方もありましたが、ここ三年の大会中止があった間に、
その方は編集委員会の中心から外れてしまいました。
これからは、新しい委員の中で、役割分担も話し合わねばなりません。
編集者が交代すれば、雑誌は画期的に変化します。
同様に編集委員の顔ぶれが変われば、会の運営も雑誌の表情も変わって行く筈です。
これからは小誌も、どんどん変わって行くことでしょう。
どうぞお楽しみに。

師匠は八十四歳で急逝され、小誌は変化せざるを得ませんでした。
現編集長も後期高齢者になっています。
その他界による「交代」ではなくて、十分に元気で余力あるうちの「引き継ぎ」を願っています。
一つの体制が四半世紀も続けば、マンネリにもなるし、腐敗も生まれます。
潮時が来ています。

# by t-ooyama | 2023-05-02 13:34 | Comments(0)

春の創展

今日は昼頃室を出て有楽町へ向かう。
ひさびさの創展の鑑賞である。
コロナ禍三年、都内へ出るのを控え、我慢していたのだ。

すごい暑さで、着ているものを二枚脱いだ。

目当ては嶋田画伯の作品であるが、お馴染みの左時枝画伯の花芯のぼっと燃える作品が先ず目に飛び込んだ。
題は「魂振」。そのままに魂揺さぶられる激しさがある。
下に貼ります。

春の創展_c0216213_17120609.jpg






嶋田画伯の作品は「HOMAGE(Ⅱ)という抽象画。
(Ⅱ)だから去年の作品が(Ⅰ)だったのかも知れない。
嶋田画伯のこうした具体性のない作品を観るのは初めてである。
題からして、この絵はどういう風に観たら良いのか、宿題を残した。
下の通りです。
みなさまも、感じたものを教えてください。
春の創展_c0216213_17120287.jpg


# by t-ooyama | 2023-04-21 17:24 | Comments(0)

四月 月例歌会の話

みなさま

今日は月例歌会の日でした。
午後一時から四時半まで、みっちり短歌の話で盛り上がった。
参加者はいろいろ御用のある方があって、先月よりも減ったが、その分時間たっぷりをとってに批評が用意された。
お一人に対して時間をたくさんかければ、それだけ細々なところまで行き届き、充実した。
驚くことに、参加者少数にしては、ふっと気がつけば、あれもう時間か、という具合。
参加者みなさんが活発に発言した。
でも和気藹々だけではない。
ちゃんと厳しい見方、課題の指摘、そして会話もあるのだ。
言ってみれば、これは「アフター歌会」を近くの喫茶店でやっていた感じにも似ていた。
アフター歌会は実に楽しいものだが、笑い合いお互い肩を叩き合うような会話ありだが、極めて本音に近い話が飛び交う。
あれって良いものだ。
今日は、ちょっと、そんな雰囲気もあった気がする。

という報告でした。

# by t-ooyama | 2023-04-09 23:04 | Comments(0)