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娘からのメール

  お父さんのブログ、けっこうおもしろいじゃん。さすがは・・・だねえ。

というひらがなだらけでこんにゃくみたいにやっこい娘からのメールです。ちょっと読みにくいでしょう。わざとひらがなだらけにして書き込んでいます。けっこうおもしろいってのは、褒めてくれたのかもしれませんが、余り喜べません。勉強になったとか、為になった、と言われるようなものを書こうと思っているからです。
トライ短歌 ってのがあるから、きみも何か書き込まないかい、閑古鳥が鳴いてるし、びしびし教えてあげるからって返信しました。
  「わたくしは・・・ってさあ、叶姉妹みたいだね~」って返事が来たので、
  「そんなの知るか~~」って書き送りました。
レベルの低い娘で恥ずかしいことです。
娘が親しくしている「黄金の腕(たぶん・・・)」という歌手が居て、
娘は夫婦喧嘩をすると、そのボーカルの○○さんの家に泊まるようです。
何度か聴きましたが、声が澄んでいて飛び跳ねながら歌うすがたには勇気を貰えます。
「黄金の腕」って、いい歌を歌いますよ。みなさまもぜひ応援お願いいたします。

わたくしのこのブログは「短歌工房通信」ですが、あまり短歌の話がないようです。
わたくしは短歌は好きですが、短歌を勉強する「歌会」というのが苦手です。できるだけ必要外の集会には出ないようにしております。大して面白くもない作品を、褒めちぎっていたり、仲間の作品しか「何とか賞」に推薦しない選者もたくさんおります。
じゃ、くさせば、厳しくて本音の出たレベルの高い話かと言うと、そうでもありません。
くさすにも「誠意」を感じない、ただくさすことを目的とした批評というのも少なくありません。
結局、話の裏には「人間がいる」ので、批評の背景にもドラマがあるってことでしょうかね。

黄金の腕の歌でも、どなたかの短歌でも、それを聴いて、それを読んで、わたくしの中に、「生きる勇気」のようなものが湧いてくるものを愛します。前向きに、明日を信じて、たくさんの人々と喜びを分かち合いながら、明るく楽しく、生きて行きたいものです。

わたくしの歌を読んでくださった方が、そういう気分に高まっていくような「短歌」を作りたいものです・・・

# by t-ooyama | 2010-04-14 18:58 | Comments(0)

製本の話のつづき

今日も製本の話です。
製本工場などに設置された高速一貫ラインというような機械では、あっという間に万という数の本が出来ます。
上製の製本にしてもたいていの作業を機械がこなしてしまい、人は機械の周辺で機械の機嫌を取りながらお手伝いしているっていう感じです。ハードカバーのクロス包みの厚表紙が、寸分たがわぬ正確さを秘めてガッチャンガッチャンと貼り付けられて、流れていくさまは感動ものです。
でも、一冊の本を2ヶ月程度掛けて手作りする体験をしていると、あんなに簡単に作られちゃ少し困ります。もっと苦労して情熱を籠めて作れって叫びたくもなります。もともとは手作業で作っていた本が、大量生産されることになり手じゃ間に合わないので機械化したわけです。人間の手足の代りを機械がするだけで、行っていることはほぼ同じです。でも、全く同じじゃない、手作りには機械のできない「何か」を注入しなくてはなりません。
つまり、制作者の魂というか、人間性が出てくるのが手作り製本だと思います。

女性が作る本はやはり女性的です。細かいところに気を配らないアバウトな人の作品は随所に「そこそこ感」がただようものです。わたくしが作る本には、どこかにわたくしという一人間が存在する気がします。手作りにはやはり血の通う温かみがあるようですよ。

実は先週、機械とはいえ限りなく人間臭のする面白いマシン群を見学してまいりました。製本機械メーカーでは大手の「ホリゾン」社製の製本機械です。なかには道具って呼ぶ方がふさわしい親近感をもつ可愛いものもありました。それは流れ作業というものを排除した、人間の手が一つずつ投入したりつまみあげたりして、折ったり綴じたり貼り付けたり切ったりするアイディアに満ちた機械でした。しかし、出来上がったものは一貫ラインでつくられたそれと遜色のない見事さで、つくづく「へ~面白いね~」と見入りました。
小さなハンドルで締め付けて「イチョウ掛け」をしてしまう機械(道具)。丁合した一冊分を一方から投入すると、その「束」の寸法を瞬時に読み取った機械が、本文を包む表紙用紙に「束」サイズの切れ込みをシャープに入れて、きっちりと包んで貼り込んじゃうという頭の良さ。指示さえすれば、折丁にミーリングも入れてくれる、至れり尽くせりさ。ああ、なんていい奴だという気分になります。
何というか、友達になれそうな機械でしたよ。

手作り製本と言っても道具は使います。
ホリゾン社製の人間的製本機は、或る意味道具のような親密感がもてました。
ああいう機械とは仲良くできるかもしれないっていう気分でした。

どんな機械も人間を模倣して生まれてきたはずなのに、余り大きくなりすぎたり、賢くなりすぎて、人間を寄せ付けなくなってしまうものも多くあると思います。
人間と機械はもっともっと「仲良く」したいものと考え、ほのぼのと・・・なりました。

# by t-ooyama | 2010-04-12 22:42 | Comments(0)

丸背

久し振りに製本教室に行きました。
細い絹糸でのかがりにつまづいて、何度トライしても糸がこんがらかってしまい先に進まぬ状況になったので、ひとまずスルーさせて頂き「先の工程」にジャンプすることになりました。
今回やりましたのは上製本の「丸背」の制作です。
特製の金槌(叩く面に丸みをだしてあり、頭も利き手の人差し指を絡められるように削られたもの)を使い、糸で綴じられた背の部分を根気づよく叩きながら4分の1円状に作り上げて行くのであります。
では段取りを記します。
1. 糸で縫い綴じた背部分に平にボンドを塗り、そのボンドを和篦で平にこすりつけ折丁の間を潰
  して行きます。言葉で言うのは簡単ですが、実際は左手で綴じられた本文が動かぬ様にがっち
  り押さえ付けながら、右手でこれまた目一杯の力を平に集めてボンドを塗り込んで行くので終
  ると両手が筋肉痛になるくらいの激しさです。目安として「束」の寸法に「束+束の25%」の
  厚みになるようボンドで塗りながら広げて行くのです。この寸法は大切で丸背を作る時の形の
  良い耳出しに繋がります。
2. 上の状態になってから金槌で根気強く叩き丸味をだしていきます。まず、ざっと丸味をだす。
3. 次に「耳」を出す約2mm分を平に出すように一種の万力のような道具にがっちり銜えます。
4. それからが大変です。背の中心か表裏の両側に根気よく叩いて滑らかな丸みを作ります。
  腕を横振りして、金槌の面をこするように叩くのです。強からず弱からず。横振りの練習を
  してくださいと言われ、何分かは素振りしました。

この作業だけは「凄いですね、上手ですね。大山さんはかなりうまいと思います」って先生に褒められました。この先生はお世辞を言わない方なので、わたくしもその気になって気分が良くなってきました。まあ、○○もおだてりゃ木に登る、の口かもしれませんが・・・。日ごろのゴルフの練習の成果がこんなところであらわれたのかも・・・。何でも役にたつことがあるんだな〜。
  うわ〜綺麗ですね。よく出来ています。普通の方はここで三週間くらいかかるのですよ。
って先生に言われたところで時間となりました。
  大山さん、音がぜんぜんちがっていましたよ〜
というのは、同じく手作り製本を学んでいる仲間のおひとり。実は現在のメンバーではわたくしが一番の先輩で、この方は後輩なのですが、もうとうに追い越されているのです・・・。

ということで、嬉しい時間となりました。
たまにはこういうこともありませんと生きて行くのも辛くなりますものね。
みなさま、お世話になりました。

# by t-ooyama | 2010-04-09 21:02 | Comments(0)

春のねむさ

きょうはすっかり汗ばむほどの陽気でした。
すてきなグリーンでのプレーを設定下さったTさま、有難うございます。
最高の天候で申し分のない場所、実力通りの一日でした。
石川遼選手がここまで飛ばしたという「印」がフェアウエーのど真ん中に幾つもあり、わたくしなどは2打3打打って「やっとたどり着く」始末で「やっぱりな〜」って思いました。
最近「名球会ゴルフコンペ」も行われたようで、かつてのベースボールマンたちが、集結した凄い写真も掲示されておりました。
いいコースでした。
一緒に遊んで下さった皆さま、有難うございました。
どかっと全身疲労がきて、筋肉痛でつい「うとうと」でした。

帰宅後すこし眠り、冬雷五月号の組版作業をしました。
今月も進行が遅れ気味で、あせっています。
ただいま本文おおかた組み上げて初校を送信しました。

一息ついた所です。

アメリカの女子プロゴルフのメジャーのひとつに参戦中の横峯さくら選手は絶好調で、通算3アンダーの9位という位置で予選通過した模様です。
ここいらで優勝して世界に名を轟かせてほしいものです。
明日の早朝からの決勝ラウンドでの勇姿をTV観戦したいものです。
みなさまも、ぜひ応援をしてください。

でも、春ってやはり「眠い」ですね。

# by t-ooyama | 2010-04-03 21:05 | Comments(0)

新年度

企業にとっての4月1日は新年度で、正月のようなもの。今日はわたくしも年度初めの異動で辞令を頂戴いたしました。社長の冒頭の言葉が「みなさま、おめでとうございます」であって、これは斬新でした。

その後に埼玉の工場に戻って全体昼礼を行い、久しぶりの興奮を覚えました。
新しいことへの挑戦はいつになっても心が昂ぶるものです。
いまのところ、わたくしに与えられたテーマは3つです。
このテーマは、なかばわたくし自身が「これをやりたい」と申告していたことなので、必ず成果に結び付けねばなりません。頭の中はそのプランで一杯です。

すこし興奮気味だったせいか帰宅して横になったらすぐ眠ってしまい、目が覚めたら17時半でした。
寝坊で「ルリュール工房」の手作り製本教室にも間に合わず「休み」になりました。

一方で頑張ると他の分野でのパワーが衰えます。これでは駄目なので、もっとメリハリを効かした時間と、体力の分配をせねばなりません。
やらねばならないことは、相変わらず盛りだくさんのわたくしです。

冬雷5月号の組版もすこしずつ進行しています。
「本を作る」7回目は写真が6枚入ります。美しいカラーのものなのに墨一色で刷るグレースケールデータになると、その「華」が表現し切れません。製本に使う美しい「糸」がたくさん紹介されています。つくづく製本ってアートだな~って思いました。
中に「こんがらかった糸」の写真もあって、ありゃ「これはわたくしの製本体験談」をご存知か? っていう気分になりました。こんがらかった糸を解きほぐすのは本当に忍耐です。
そのぶん、ほぐしきった時の「快感」もひとしおなのですが・・・・

今日はルリュール工房で、どんなドラマが展開されていたのでしょうか。
生きるってドラマチックですね。

# by t-ooyama | 2010-04-02 00:18 | Comments(0)